【Road to UFC S04 Ep04】1Rの組みは互角もスタミナ切れの神谷を、キム・サンウクがパウンドアウト
<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・サンウク(韓国)
Def.2R3分53秒 by TKO
神谷大智(日本)
サウスポーの神谷に対し、キム・サンウクが右ミドルを放った。神谷が左ストレートを当てると、キム・サンウクはシングルレッグで飛び込む。これを切った神谷はシングルレッグから足を払って尻もちを着かせる。立ち上がるキム・サンウクのバックに回る神谷。キム・サンウクが正対すると、両腕を差し上げた。首投げを狙ったところでバックに回られてしまうも、キム・サンウクを振り落としてバックへ。立ち上がった相手をグラウンドに戻し、左足を差し上げる。仰向けになったキム・サンウクからマウントを奪取。キム・サンウクはガードに戻して立ち上がろうと試みるも、神谷はボディロックから頭をおっつけていく。
立ち上がったキム・サンウクをボディロックで抱えている神谷は、右足を差し入れて左の拳を叩きつける。キム・サンウクも左オーバーフックから投げを打つも、神谷が耐えた。ここで離れる両者。神谷は右に回るも、やや疲労が見られる。キム・サンウクが組んでヒザを突き刺し、離れて右ミドルを連打。神谷も左ミドルを返し、残り15秒になるとボディロックで飛び込んだ。これをキム・サンウクが切り返して初回を終えている。
2R、キム・サンウクが右ミドルを連打する。受けながらも蹴り足を掴んだ神谷がテイクダウンを奪った。しかしキム・サンウクが神谷を前に振り落とす。すぐにスクランブルへ移行した神谷だが、キム・サンウクがベリンボロでバックに回る。マウントを奪取したキム・サンウクが鉄槌とパウンドで削っていく。腰を起こした神谷は、キム・サンウクを前に落とした。スタンドに戻ると、神谷に疲労が目立つ。
キム・サンウクの右ショートが神谷の顔面を捉えた。首相撲から右ヒザを突き上げるキム・サンウク。さらにパンチを連打するが、神谷も左を打ち返す。体力を使い放たしたか、キム・サンウクの連打を正面から受ける神谷は、ダブルレッグを切られた。マット・ヒューズ・ポジションで神谷の動きを止めたキム・サンウクが、左の拳を落とし続けるとレフェリーが試合を止めた。
勝利したキム・サンウクは、トーナメント準決勝でレン・ヤーウェイと戦うことが決定した。