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【HEAT55 x AFC34】アビラルがカーフキックでマルコニをKO、ISKAインターコンチネンタル王座獲得

【写真】パンチの印象が強いアビラルだが、この日はカーフキックを効かせた(C) MMAPLANET

<ISKAインターコンチネンタル・スーパーウェルター級王座決定戦/3分3R+ExR>
アビラル・ヒマラヤンチーター(ネパール)
Def.1R2分17秒 by KO
アントニー・マルコニ(フランス)

アビラルが左フックと右ロー、マルコにはアビラルの左に右フックをかぶせる。アビラルは右ストレートと左ボディ、ガードを固めて前進して右ロー、左ボディから顔面への左フック、マルコニを下がらせて左フックから右ストレート、右ローと手数を増やす。下がるマルコニに左ボディを叩き込んで顔面に右フック、ここから右カーフにつなげてダウンを奪う。

再開後、アビラルが右前蹴りと右カーフ、左フックから右カーフ、再びパンチをまとめて右カーフを蹴ると、これでマルコニから2度目のダウンを奪う。マルコニも何とか立ち上がるが、すぐにアビラルがマルコニをケージに詰めてパンチをまとめると、マルコニが崩れ落ちるようにダウン。アビラルが圧倒的な強さでマルコニをマットに沈め、ISKAインターコンチネンタル王座のベルトを巻いた。

試合後、アビラルは「今回の試合に向けて今までで一番練習しました。2カ月間タイで練習して、毎日毎日キツくて、この日のために頑張ってきました。自分はネパールにいる頃、格闘技もやったことがなかったのに、こうして日本で格闘技をやらせてくれて感謝しています。そして今回ISKAのタイトルマッチを実現させてくれた志村館長、ありがとうございます。去年12月のK-1に負けて引退しようと思ったんですけど、館長にここで終わるなと言われて本気になって、今日はISKAのインターコンチネンタルのベルトを巻くことが出来ました。次は世界のベルトを目指していきます」と涙ながらにコメントした。


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