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【DWCS S08 Ep05】果敢に前に出た岩﨑大河だが、ベルガウイのヒザ&ボディストレートにTKO負け

【写真】傷つきながら距離をつめても、このヒザに行くてを阻まれた(C)Zuffa/UFC

<ミドル級/5分3R>
ユースリ・ベルガウイ(オランダ)
Def.3R2分34秒by TKO
岩﨑大河(日本)

岩﨑は+800のアンダードッグ。左右にステップを踏む岩﨑が様子見の左ハイを繰り出す。ベルガウイはジャブを伸ばし、岩﨑の蹴りをかわす。ジャブに左ローを蹴った岩﨑は右ストレートを右に回ってかわす。カーフを蹴ったベルガウイは、岩﨑のステップインをバックステップで対応し、カウンターを狙う。ジャブを2つ被弾した岩﨑は、その後もジャブを打たれる。岩﨑のステップインも構えを変えて対応するベルガウイ。

最初の組みの展開は、押し込んだ岩﨑が自ら間合いを取り直す。ジャブ、カーフを入れるベルガウイが右前蹴りをボディに決める。岩﨑も右ミドルを蹴るが、距離をあっていない。と、岩﨑のステップインに指を伸ばしたベルガウイ。ここで一旦、試合が止まる。再開後、前蹴りで尻もちをつかせた岩﨑が組むが、ベルガウイがボディをヒザに突き上げる。エルボーから離れた岩﨑、再びアイポークがあったとブレイクが入る。リスタート後、前に出た岩﨑だが右ボディを受け、右エルボーを受けそうに。一旦離れた岩﨑は、近い距離でヒザを受ける場面が多い。と、岩﨑は前進に右を受け、続くヒザをキャッチしたものの初回を落とした。

2R、最初のハイを空振りした岩﨑は右から左を打たれる。カーフにも果敢に前に出るが、距離を詰め切れない。それでも前に出る岩﨑の顔面をベルガウイの左が襲う、ヒザとローも続く。岩﨑は組んでケージにベルガウイを押し込むと、スリップしたところでバックを伺う。ベルガウイがすぐに正対し、試合は打撃の間合いに戻る。左で飛び込む岩﨑だが、これも距離が合わない。

それでもヒザのタイミングで右を振るった岩﨑は、再び組んでケージへ。ベルガウイがヒザを2発突き上げ、右エルボーを打ち込む。岩﨑はここも組みを選択するが、詰め切れず離れたところでヒザ蹴り、右を被弾。ベルガウイが首相撲からヒザを続け、アッパーと岩﨑を追い込んでいく。クリンチに持ち込んでも、その先がない岩﨑だったが、ベルガウイがまたもバランスを崩したところで右を打って組みつく。と、組んでヒザというベルガウイの攻撃の際に、またもアイポークがあり3度目のブレイクに。

ここでベルガウイにペナルティ、マイナス1Pという判断が下る。いずれにせよ、試合内容として、UFCへの道が厳しくなる5分間だった。

最終回、後がない岩﨑は距離を詰める。スイッチして蹴りを繰り出そうとするが、パンチを受けると動きが止まってしまう。それでも蹴りやパンチから、組みにいく岩﨑が組んでバックに。スピニングバックエルボー狙いから正対したベルガウイは、その後も打撃の間合いでジャブ、ヒザと攻勢を維持し、組まれてもオーバーフックでヒザを突き刺す。腹へのヒザが聞いて動きが止まった岩﨑は下がるところに跳びヒザを顔面に受ける。さらに右を打たれ、ケージに詰まったところでボディを効かされると、右ストレートを射抜かれる。岩﨑はヒザをつき、TKO負けとなった。


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