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【PFL2024#05】ラバダノフが判定勝利で合計6P。敗れたエスピノーザは敗退が決定

【写真】ロシアンファイターの組みの強さたるや――(C)PFL

<ライト級/5分3R>
ガジ・ラバダノフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
エルヴィン・エスピノーザ(ニカラグア)

細かく動くエスピノーザに対し、ラバダノフがジャブとワンツーでプレッシャーをかける。エスピノーザが右ローを蹴ると、ラバダノフが右ストレートを合わせる。エスピノーザがパンチで前に出ていくと、ラバダノフが右のカウンターを狙う。ここでエスピノーザが指がラバダノフの目に入り、一旦ブレイクとなる。再開後、ラバダノフはワンツーと右カーフ、細かいジャブを当てる。エスピノーザも右ストレートと左フックを返すが、ラバダノフがダブルレッグで組みつく。ケージ際で四つの攻防になるも、どちらもテイクダウンは奪えず。エスピノーザが離れ際にヒザ蹴りを放った。

試合がスタンドに戻るとラバダノフが右カーフ、エスピノーザは右フックを振って前に出る。エスピノーザはサウスポーにスイッチして左ミドル。ラバダノフは距離を取りながら右ストレートを返す。エスピノーザはパンチから右ヒザ、これはラバダノフの肩口に当たる。ラバダノフは構わずジャブを突いていくが、エスピノーザは再びパンチからヒザ蹴り、スピニングバックキックを繰り出した。

2R、ラバダノフがジャブと右カーフ、右ストレートをボディと顔面に打ち分ける。エスピノーザもジャブからパンチを返して左ボディまでつなげる。ラバダノフはジャブからワンツー、右ボディストレート、ダブルレッグでテイクダウンを奪い。エスピノーザも倒れ際にラバダノフの左腕にオモプラッタを仕掛ける。ラバダノフはエスピノーザの身体をケージに押し込んで正対すると、エスピノーザも背中を見せつつ立ち上がり、キムラを狙いながら投げを狙って距離を取った。

試合がスタンドに戻るとラバダノフはジャブと右カーフ。エスピノーザもジャブを返すが、ラバダノフがダブルレッグを合わせてテイクダウンし、立ち上がるエスピノーザのバックにつく。エスピノーザが反転すると、ラバダノフは無理にキープせずに離れる。お互いにジャブをつく展開が続いた。

3R、ラバダノフはジャブを顔とボディに振って、右ストレートから左アッパー、ワンツー、ダブルレッグでテイクダウンを奪う。エスピノーザは下からキムラを狙うが、ラバザノフがバックにつく。エスピノーザもスクランブルの攻防から脱出する。試合がスタンドに戻ると逆にエスピノーザがダブルレッグへ。ラバダノフがそれを切ってバックにつき、立ち上がるエスピノーザを持ち上げてテイクダウンする。ここもエスピノーザは足をフックさせずに立つ。

スタンドではジャブを差し合う両者。エスピノーザがジャブからダブルレッグに入り、ケージ際で四つ組みの攻防になる。ここでラバザノフがダブルレッグに入るとエスピノーザがギロチンへ。ラバザノフは手で極まっていないよとアピールし、頭を抜いてトップキープしてパンチを落とす。最後はエスピノーザが立ち上がり、バックをとられた状態からキムラを狙った。

試合はラバザノフが判定勝利。これで6ポイントまで勝ち点を伸ばす一方、4ポイント止まりのエスピノーザは敗退が決まった。


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