【Echigo Fujin Festival 12】メインは北陸対決。スタートの地・新潟ロッツで岡田達磨が澤江優侍を迎え撃つ
【写真】ともにキッチリと計量をパス(C)JIN KAZETA
28日(日)、29日(月・祝)に新潟市の新潟ロッツで開催されるプロ修斗公式戦「越後風神祭り12」。の前日計量が行われた。地元新潟ファイターの岡田達磨が2大会連続でメインに出場し、富山県から参戦の澤江優侍を迎え撃つ。
Text by Shojiro Kameike
2013年11月17日にスタートしたプロ修斗公式戦「越後風神祭り」も12回目を迎える。コロナ禍の感染対策として2021年8月の第8回大会からは新潟市内の「万代島多目的広場 大かま」で開催されていたが、今回はスタートの地であるライブハウス「新潟ロッツ」で開催される。昨年9月大会では新潟のMMAを支えてきたYOKOSAIが現役を引退。会場も新潟ロッツとあって、まさに越後風神祭りにとってRebornともいえる大会だ。
新潟の生え抜きファイター岡田は、そのヒットマッスルから繰り出されるパンチと、テイクダウンからのグラウンドコントロールに強みがある。昨年9月のTOMA戦、続く12月の結城大樹戦は黒星となったが、現在23歳の岡田にとっては将来のための経験というべきか。今年1月の椿馨戦では序盤にダウンを喫するも、1R中盤からテイクダウンでペースを握りドローに持ち込んだ。苦しい経験を地元大会のメインで生かしたいところだ。
対する澤江は富山県から出場。プロモーターの風田陣氏がインタビューで語っていたとおり、「北陸の選手を中心に試合を組む」というコンセプトどおりのマッチメイクに。ここまで越後風神祭りで2戦2分という戦績だが、ボトムから三角や腕十字など積極的にサブミッションを仕掛けていく。勝利を得るためにはトップからの展開も必要になるが、岡田にとってはテイクダウン以降も気の抜けない試合になるだろう。
今回の計量では、背景のバナーが剥がれるというトラブルも発生した。するとコメインに出場の久保村ヨシTERUが「剥がれるようにイタズラしたのは僕です。昨日の夜、前入りしてやりました」とフォロー。さらに「SNSで拡散してほしいと言われて、やらないヤツはココで喋る権利ないと思っています」と語った久保村の漢気にも注目したい。
■視聴方法
4月29日(月・祝)
午前11 時25分~ ツイキャス
■越後風神祭り12 計量結果
第1部 ※『越後春風ロッツ乃陣』と併催
<フライ級/5分2R>
隼吾(56.5キロ)
鈴木尊(56.4キロ)
<2024新人王決定T一回戦 ストロー級/5分2R>
田口恵大(52.1キロ)
TAKUMI(52.0キロ)
第2部
<フェザー級/5分2R>
岡田達磨(65.6キロ)
澤江優侍(65.8キロ)
<フェザー級/5分2R>
久保村ヨシTERU(65.6キロ)
ムテカツ(65.7キロ)
<ライト級/5分2R>
モリシマン(70.0キロ)
畑田智洋(69.9キロ)
<フェザー級/5分2R>
須貝THE YAMANBA(65.6キロ)
櫻庭泰裕(65.2キロ)
<フェザー級/5分2R>
加藤裕彦(65.8キロ)
サカイロック(65.4キロ)
<2024新人王決定T一回戦 フライ級/5分2R>
本多“弥彦”直樹(56.5キロ)
蓮池勇太(56.5キロ)
<フェザー級/5分2R>
小川将貴(※公開計量に到着が間に合わず →体重調整で体調を崩しドクターストップ)
椿馨(65.3キロ)
<2024新人王決定T一回戦 バンタム級/5分2R>
江口諒(60.8キロ)
宮澤ゴリラ和郎(60.9キロ)