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【UFC ESPN55】パワフル&スピーディー=アレックス・ペレスが、2Rにマテウス・ニコラウをKO

<フライ級/5分5R>
アレックス・ペレス(米国)
Def.2R2分16秒by KO
マテウス・ニコラウ(ブラジル)

間合いを測る両者。ペレスが前蹴りを繰り出す。届かない位置でジャブを見せる両者、ペレスがローを蹴る。右ボディと左オーバーハンドのコンビで前に出たペレスが、腹を連続で殴ると最後は右アッパー。ニコラウの左ジャブから、右を伸ばす。ステップインにショートのワンツーを入れたニコラウだが、ペレスは再びボディと顔面のコンビを決め右カーフを蹴る。ペレスのローにニコラウはワンツーをクリーンヒット。ペレスは右カーフを入れる。ニコラウが右ローを蹴り返し、初回が終わった。

2R、ワンツーから右カーフのペレスは、1R同様にボディアッパーとオーバーハンド、そしてアッパーのコンビを繰り出す。続いて右ボディ、左フックを決めたペレスに対し、ニコラウは大きく左に回るとステップインから右をかわされる。ワンツーの左フックを打たれたニコラウが姿勢を乱しい、下がる。そして──ケージに詰まったニコラウに右のダブルから左を見せ、右フックを打ち抜いてKO勝ちを決めた。

「最高の気分だ。皆、デイヴィドソン・フィゲイレド、アレッシャンドリ・パントージャ、ムハマド・モカエフ戦の3連敗のことを口にしていたけど、3週間のキャンプをやり切った。厳しい時をジムで過ごし、コーチと一緒にやってきたから今回の5万ドルを貰えるようなKO勝ちできた。3Rでも5Rも構わない、この僕のスタイルはコリン・オーヤマ・コーチ、柔術コーチのジヴァ・サンタナと創り上げ、ベストトレーニングパートナーのリッキー・シモンがサポートしてくれた。コリンはメンタル面でも支えてくれた」とカムバックを果たしたペレスは話した。


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