【UFN265】競り合いのなかでペレスのダブルレッグにギロチンを合わせたアルマバエフが一本勝ち
<フライ級/5分3R>
アス・アルマバエフ(カザフスタン)
Def.3R0分22秒by ギロチンチョーク
アレックス・ペレス(米国)
平良達郎戦の敗北以来の実戦復帰となるペレス。両者、重心を低くした構えでペレスが、右カーフを蹴る。アルマバエフもカーフを返すと、距離を詰めたペレスがショートのコンビを見せる。スピニングバックキックのアルマバエフだが、カーフを蹴られる数が多い。ダブルレッグを舞うように切ったペレスは、シングルレッグからケージにボディロックで押し込まれる。アルマバエフは自ら離れるが、ペレスのコンビに真っすぐ下がるシーンも多い。
それでもミドルを入れたアルマバエフ。ペレスはコンビで前に出ると、右カーフへ。アルマバエフは首相撲からヒザを狙う。ペレスは高いガードで顔面を守りながら、ショートのコンビで前に出てボディから右オーバーハンドを狙う。カーフを蹴ったペレスに対し、アルマバエフはアッパーを振るう。ペレスはカーフを続けるが、残り30秒となりシングルレッグで尻餅をつかされる。左足を取られたままのペレスはエルボーを落とし、左足を抱えて背中をつけ内容踏ん張り時間を迎えた。
2R、積極的に前に出るペレスが右カーフ、テイクダウンを決めると飛び込むようにパウンドを狙う。アルマバエフは立ち上がっても、ボディロックですぐに倒される。試合はすぐにスタンドに戻り、ガードの上からアルマバエフがパンチを伸ばす。右を当てたアルマバエフはスピニングバックキックをレバーに決めるが、ペレスは痛さを顔に表さずにダブルレッグでテイクダウンを奪う。残り2分、しっかりと抑えるペレスに対し、アルマバエフは下からエルボーを打っていく。
シングルレッグでレッスルアップのアルマバエフをがぶったペレスが、ヒザ蹴りを効かせる。アルマバエフもシングルでケージにペレスを押し込むが、ペレスが縦ヒジで離れてシングルレッグへ。エルボーを落とし、足を抜いたアルマバエフがボディロックから大内刈りを決めたところでラウンドが終わった。
最終回、スピニングホイールキックを入れたアルマバエフは、ペレスのダブルレッグにギロチンをセットする。ペレスは寝技に持ち込むことなく、立った状態でタップを強いられた。オクタゴン6連勝としたアルマバエフは「2年で7試合を戦った。このまま戦い続けたい」とインタビューで話した。
















