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【DEEP Tokyo Impact2024#01】足を止めての打ち合いから、TDでゲームメイク。ハルク大城が快勝

【写真】DEEP初出場のハルク大城が山本有人から判定勝ち(C)MATSUNAO KOKUBO

<バンタム級/5分2R>
山本有人(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
ハルク大城(日本)

DEEP初参戦、元パンクラシストで現CROSS X OVER左をでキックとMMAの二冠の大城が組んでケージに山本を押し込む。すぐに離れた山本がロー、大城もローを蹴りスイッチを織り交ぜながらショートのコンビを見せる。ケージに背負った山本をシングルレッグで揺さぶり、がぶった大城がヒジを打って離れる。山本は左右のフックの連打で前に出るが、大城は首相撲から崩してがぶる。首相撲に戻した大城は、ヒザをついて顔面を蹴らせない山本を見てがぶりに再度切り替える。

離れてフックの打ち合いで、ショート&回転数の速さで優位に大城が組んでバックを伺う。サイドバックで殴る大城に対し、山本が胸を合わせる。大城はパンチを振って離れると、両者が足を止めて打ち合いに。ガードを固める大城にパンチを纏めた山本だが、左フックで倒され鉄槌の連打を受ける。上四方を取った大城が初回を取った。

2R、ロングで前に出る山本に対し、カーフからワンツーを打っていく大城。山本もパンチを返し、打って打たれという展開に。ショートを被弾して足が乱れた山本が、パンチを集中される。間合いを取り直した山本は、フックで殴られても前に出て左右のフックを連続で打ち込む。ここで大城の左目じりの傷にドクターチェックが入る。このタイミングで息を整える両者、リスタートを切られると足を止めての打ち合いに。打撃の接近戦は、大城が首相撲からヒザ蹴り、左ハイを狙う。大城のジャブが当たる数が増え、両者がパンチの後に姿勢を乱すという消耗戦が大城が、ダブルレッグでクリーンテイクダウンを奪う。残り1分、スクランブルでバックを取った大城は正対して肩に山本を担いで倒す。

スクランブルではシングルでドライブ、ハイクロッチからリフトしてから山本を倒した大城がバチバチの打ち合いにスコアリングを融合させたスタイルで、しっかりと3-0の判定勝ちを手にした。


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