＜バンタム級／5分3R＞
中島太一（日本）
Def.2R3分19秒by TKO
ハルク大城（日本）

サウスポーに構える大城に対し、中島が右の蹴りを見せる。大城はスイッチして右カーフ、中島も右ローを蹴り返す。中島がジャブを細かく当てて右カーフにつなげる。大城も右カーフを蹴るが、中島の右カーフで大城の足が流れる。この右カーフで大城が左の脛から出血する。中島は鋭いジャブを顔とボディに打ち分ける。

大城はじりじりと前に出て左フック、中島は右カーフにパンチを合わせて、右カーフと右の前蹴り。大城の右を空振りさせて右ストレートを合わせて右カーフを蹴る。大城は前に出て左ハイ。中島はジャブと右ローで攻める。大城はサウスポーに構えて左のスーパーマンパンチで飛び込む。これを被弾した中島だがジャブと右カーフ、右ストレートで大城を前進を迎え撃つ。

距離を取った中島はジャブと左フックを当て、大城の左に左ジャブを合わせる。中島は左手＝前手を下げてジャブを当て、大城が入ってくるところに右ボディから左フック、右ハイと右カーフを蹴る。そして中島が右ストレートで大城に尻餅をつかせ、大城が立ったところに左フックを打ちこむ。そのままスタンドをキープする大城だが、中島が続けてジャブを当てる。

2R開始直後、右目尻と左脛をカットした大城にドクターチェックが入る。試合は再開となり、大城が右ストレートを振って前に出て、右ローを蹴る。中島はジャブで距離を取り、大城は左ミドルで前進。中島はジャブを当てて、左フックのフェイントを入れてから右ミドルにつなげる。大城もジャブを当てて、サウスポーからワンツーで飛び込む。

中島はサウスポーの大城に右の前蹴りを突き刺して右ストレート、大城がオーソドックスに構えるとすかさず右ローを蹴る。大城は構えをスイッチしながら前に出てジャブと右ロー、中島もジャブとワンツー、右の前蹴り。ここで大城の脛からの出血がひどくなり、2度目のドクターチェックが入ると、ドクターが試合をストップ。中島は自らの右足を指さしてアピールした。

試合後、中島はデビューして13年。まだ13年かな。関わってくれたすべての方に感謝しています。去年は（MMAで）1試合しかできなくて負けてしまい絶望していましたが、家族に支えてもらってずっと頑張ってこれました。話したいことを話すと長くなるので…このくらいにしておきます」と語った。

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