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【DEEP TOKYO Impact2025#02】神酒は復帰戦を勝利で飾れず。2Rに打撃で優位に立った齊藤が判定勝ち

<フライ級/5分2R>
齊藤璃貴(日本)
Def.3-0:20-18.19-19(マスト齊藤)19-19(マスト齊藤)
神酒龍一(日本)

左に回る神酒に対し、齊藤は左ジャブから右カーフキック。距離を詰めて来たところにワンツーを浴びせる。神酒がシングルレッグで組んでグラウンドへ。齊藤も右オーバーフックで耐えるが背中を着かされた。両足を腰骨に当てた齊藤は、下から左ヒジを打ち込む。右足を上げていく齊藤。クローズドガードに戻すと神酒が立ち上がって右パウンドを落とした。

立ち上がる齊藤のバックに回った神酒だが捕えきれず。離れると齊藤が右カーフからプレスをかけて、齊藤にケージを背負わせる。幾度も右ストレートを伸ばす神酒だが、齊藤にボディロックから小外刈りでテイクダウンを奪われる。すぐに神酒が反転し、左オーバーフックで押さえながら立ち上がった。齊藤は右カーフキックと左ジャブ。神酒がニータップでドライブしながら左ハイを繰り出すも、パーリングした齊藤がプレスをかけて初回を終えた。

最終回、齊藤の右カーフに神酒も左ローを返す。距離を詰めてきた神酒に組みついた齊藤がボディロックで崩していく。凌いだ神酒が離れた。齊藤が頭を下げた神酒の顔面に右ヒザを突き上げる。神酒は鼻から出血。再び頭を下げたところに、今度は齊藤の指が目に入ったとして試合が中断された。

試合が再開されると、齊藤がプレスをかけて神酒にケージを背負わせる。神酒がニータップでドライブするも倒し切れず。再び距離を取ったところで齊藤の左フックが神酒のアゴを捉えた。さらに右ストレートから左を打ち込む齊藤。右カーフで神酒を中に入れさせない。神酒も相手を崩せないままニータップで組んだがテイクダウンには至らず。下がる神酒を齊藤がパンチで追い立てて試合を終えた。

神酒にとっては2023年12月に中国で戦って以来、国内では5年4カ月振りの試合となったが、齊藤がマスト判定も含めたユナニマスで勝利した。


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