この星の格闘技を追いかける

【Gladiator025】スンチョルがオトゴンバヤルに2RTKO勝利!トーナメント準決勝に駒を進める

<Gladiatorフライ級王座決定T準々決勝/5分3R>
イ・スンチョル(韓国)
Def.2R4分58秒 by TKO
ツェルマー・オトゴンバヤル(モンゴル)

オトゴンバヤルが左から右フック、ローの蹴り合いから右フックで突っ込む。バランスを崩したスンチョルだったが、すぐに立ち上がってコンパクトな右ストレートを返す。オトゴンバヤルは左右のフックで突進し、右ストレートを強振。

これでスンチョルがバランスを崩し、オトゴンバヤルがヒザを蹴ると、これがグラウンド状態のスンチョルの顔面を蹴る形になってしまう。スンチョルにダメージ回復のインターバルが与えられ、オトゴンバヤルにはイエローカードが提示された。

再開後、スンチョルが前後にステップしてジャブと右カーフ。オトゴンバヤルは右フックを振って返しの左、首相撲からヒザ蹴りを突き上げると、そこにスンチョルが右フック。

これでオトゴンバヤルがバランスを崩し、スンチョルがすぐにバックへ。足を四の字フック・おたつロックにしてポジションをキープ。オトゴンバヤルもその足を外して立ち上がり、首相撲からヒザ蹴り。スンチョルも離れ際にヒジを振る。

スンチョルはジャブを突いて、オトゴンバヤルのパンチが大振りになったところにダブルレッグを合わせ、バック。離れ際にヒジ。ステップして右ローにダブルレッグにテイクダウン。背中を見せて立つところにバック。グラウンドの持ち込んで、細かくパンチを当て続けた。

2Rもスンチョルが軽快なステップからジャブ。オトゴンバヤルは右フックを強振し、勢いと圧力で前に出ると組んでヒザ蹴り。スンチョルはオトゴンバヤルのパンチのダブルレッグを合わせるが、オトゴンバヤルは切ってがぶる。スンチョルが立って、試合はスタンドへ。

オトゴンバヤルは右フックとヒザ蹴り。スンチョルはジャブと右ヒジ、組みつこうとするが距離が遠い。逆にオトゴンバヤルは左フックを効かせて突進。スンチョルも組みつこうとするが亀になって動きが止まる。ここはオトゴンバヤルも深追いせず。

立ったスンチョルがダブルレッグに入ると、オトゴンバヤルががぶる。距離が離れて再び打撃になるとオトゴンバヤルが右ストレート。スンチョルがそこにダブルレッグを合わせてバックへ。しっかりバックキープしてパンチを入れる。ここからスンチョルがマウントポジションに移行してパンチを連打。オトゴンバヤルの動きが止まったところでレフェリーが試合を止めた。

試合後、スンチョルは「本来は打撃戦を用意していたけど、試合中に色々あってグラウンドばっかりになってしまって申し訳ないです。次はもっと派手で華がある試合をします」と謙虚に語った。


PR
PR

関連記事

Movie