【RIZIN LANDMARK08】スクランブル出場の大島、袈裟固めを返したロペスに十字を極める
<女子スーパーアトム級/5分3R>
大島沙緒里(日本)
Def.2R3分18秒 by 腕十字
クレア・ロペス(フランス)
ロペスが左ローを見せた。大島はがロペスの右ローに右ストレートを合わせる。左を突きながら組んだ大島がテイクダウンし、ロペスの左腕をキムラで抱える。パスした大島はキムラ・リバーサルを連発して上を取る。しかしロペスがトップに回ると、大島は腕十字に切り替えたがロペスが立ち上がった。背中を着けたままの大島に対しブレイク、スタンドアップが命じられる。スタンドで再開後、打撃の交換から大島がダブルレッグでロペスに背中を着かせた。しかしロペスが足を上げると大島が立ち上がる。
スタンドで組むと、大島は内股で投げるもロペスに防がれ、自身が下になってしまう。背中を着けたままの大島に対し、立ち上がったロペスがローで伺う。ここでレフェリーがブレイクを命じた。再開後、ロペスの左ジャブが大島の顔面を捕らえる。さらに右ショートのカウンターを当てたロペス。残り25秒で大島がニータップでグラウンドに持ち込み、パスして袈裟固めへ移行したが、すぐにロペスがリバーサルしてトップを奪い初回を終えた。
2R、大島が左インローを連打し、右ストレートを当てる。しかしロペスの右の打ち下ろしが大島の顔面に突き刺さる。続けてパンチを受けた大島は、ダブルレッグで入るもスプロールされてしまう。立ち上がった大島の顔面に、ロペスがパンチの連打を叩きこんだ。大島はシングルレッグでグラウンドに持ち込む。ハーフガードのロペスに対し、パスから腕十字を仕掛けたが、ロペスが腕を抜いて立ち上がった。背中を着けている大島に、ローとボディへのパンチを落とすロペス。ここもレフェリーがブレイクを掛けた。
スタンドで再開されると、大島が左アッパーから距離を詰めるも、ロペスのパンチが当たる。大島は首投げから強引にグラウンドに持ち込むと、袈裟固めへ。またもロペスに返されたが腕十字に切り替え、うつ伏せになって腕を伸ばしタップを奪った。
試合後、マイクを握った「浜崎選手じゃなくて、ごめんなさい。まだまだ朱加さんの背中を追いかけて頑張ります。精神的に悩んだり、試合に負けたり、いろんな気持ちのなかで今日は勝つことができて嬉しいです。今RIZINでは連勝中なので、チャンスを頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。今日はRIZINで戦えて幸せです。ありがとうございました」と挨拶した。