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【UFC297】ペニントンがシウバとのタフファイトを制す。判定勝利で女子バンタム級王座戴冠

<UFC世界女子バンタム級王座決定試合/5分5R>
ラケル・ペニントン(米国)
Def.3-0:49-46,49-46,49-45
マイラ・ブエノ・シウバ(ブラジル)

ペニントンがジャブで前に出る。シウバは右カーフを蹴る。ペニントンはシウバのヒザ蹴りをとってケージに押し込む。シウバは態勢を入れ替えてヒジ打ち。距離が離れるとペニントンがワンツー、シウバはヒザ蹴りで迎え撃つ。ペニントンがシングルレッグに入ると、シウバはニンジャチョークを狙いつつヒジ打ち。首相撲からヒザ蹴りを突き上げ、そのままケージに押し込んでテイクダウンする。

シウバが立ち上がろうとするペニントンのバックに回ると、ペニントンはシウバを背負うように立ち上がる。シウバもそのままバックキープし、足をかけてグラウンドに持ち込む。残り30秒、シウバはRNCを狙わずにパンチを打ち込んだ。

2R、ペニントンがジャブからパンで前に出る。シウバはガードを上げて距離を詰め、左脇を差してペニントンをケージに押し込む。差し返したペニントンが逆にシウバをケージに押し込み、離れてワンツー。シウバは再び首相撲に捉え、ダブルレッグからケージに押し込む。

ここも離れたペニントンは左フックから右ストレートを当てると、パンチでシウバを下がらせる。このまま組んだペニントンはシウバをケージに押し込み、シウバはそれを離してパンチとヒザ蹴り。ペニントンは打撃ではなく組み選択するが、シウバがスタンドでバックをとってRNCへ。最後はぺニントンがシウバを前方に落として脱出した。

3R、シウバは右のカーフキック。ペニントンがジャブ・ワンツーで前に出ると、シウバが組みつく。四つ組みで互いにケージに押し込む展開のなか、シウバが投げを狙い、ペニントンが立ってくるところにニンジャチョークを狙う。これは極まらないが、シウバは首相撲と四つ組みからヒザ蹴りを突き上げる。さらに左ヒジを当て、ダブルレッグで押し込んでテイクダウンする。ここはペニントンが立ち上がり、距離とってブレイクを待つ。

ブレイク後、ペニントンがパンチで距離を詰め、シウバが首相撲にとらえると。ペニントンはボディアッパーを突き上げる。さらにペニントンがギロチンを狙うと、シウバが自ら下になる。シウバはガードポジションから腕十字を狙い、ペニントンはパンチを落とした。

4R、ペニントンが左フックから右。シウバも左ミドルを蹴り返し、前に出て組みつく。態勢を入れかえたペニントンはヒザ蹴りを入れる。シウバも首相撲からヒザ蹴りを返し、ここもスタンドでバックにつく。

シウバは足をかけて崩し、グラウンドでバックを取るとRNCへ。ペニントンがシウバを前に落とし、シウバのアームロックや腕十字をディフェンスしてトップキープ。足を大きく振ってパンチをフルスイングし、残り時間はトップキープからコツコツとパンチを落とす。

5R、ペニントンがワンツー、ジャブと左フックを当てる。シウバはジャブを当てて右のカーフキック。首相撲になるとペニントンがシウバをケージに押し込み、シウバがカニバサミのような形で足関節を狙う。それを潰したペニントンはマウントから肩固めを狙う。

シウバが半身になってガードに戻すと、ペニントンはパンチとヒジ打ちを連打する。立ち上がったペニントンは足を振ってパンチを落とし、ローを蹴りながら、パンチで飛び込んだところで試合終了となった。判定は3-0でペニントンが勝利し、女子バンタム級のベルトを巻いた。


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