【FIGHT&MOSH】マモルがルミナ&漆谷&清水と引退エキシ「満足のいく幸せな現役生活でした」
【写真】「涙を流すのはキャラじゃない」。そんなマモルのための引退エキシだった(C)MMAPLANET
<エキシビションマッチ/1分3R>
マモル(日本)
※エキシビションのため勝敗なし
佐藤ルミナ(日本)&漆谷康宏(日本)&清水清隆(日本)
マモルの引退エキシビションマッチは1分3R制で、それぞれ3選手が順に登場。事前に名前が伏せれらていた「X」はマモル自身も正体を知らないという。
一人目は2009年の「修斗vsパンクラス対抗戦」で対戦した清水。ゴングが鳴ると清水はドロップキックを放ち、マモルはミドルの蹴り合いからスピニングバックエルボー。首相撲からヒザ蹴りを突き上げれば、清水はドラゴンスクリューを見せる。マモルは首相撲からヒザ・ヒジを繰り出した。
二人目は修斗で2戦して1勝1敗の漆谷。マモルはサウスポーの漆谷とミドルとローを蹴り合い、マモルが蹴り足をとってテイクダウンを狙いつつ、パンチを顔とボディに打ち分ける。さらにマモルは首相撲からヒザ蹴り。漆谷のハイキックをブロックして、このラウンドを終えた。
そして最後の相手「X」として登場したのが佐藤ルミナ。マモルが首相撲からヒザ蹴りを入れると、ルミナはスピニングバックエルボーからタックル。バックをとりつつ、ヒールホールドを極めて、マモルがタップアウトする。再開後、マモルが組んでヒジ・ヒザを繰り出して、エキシビション終了となった。エキシ終了後、マモルの相手を務めた3人がそれぞれマモルに言葉を送る。
清水清隆
「マモルさん、こうして現役生活を区切りをつけることになって、本当におつかれさまでした」
漆谷康宏
「マモルはライバルというか、格闘技に関しては尊敬しているけど、人としては尊敬してない。エキシのオファーを受けて、ぶっ飛ばしてやりたいと思ったけど、身体が動かなったです。マモルは僕がアマチュアの頃からチャンピオンで、尊敬する選手でした。マモルの背中を追いかけてやってきて、強くなることができました。おつかれさまでした」
佐藤ルミナ
「俺でよかったんですかね?田原さんに無茶ぶりされて。もともと俺と田原さんが知り合って、格闘家をサポートするようになって、その第1号がマモルで。17年前に自分がジムを出した時から打撃の指導員としてきてくれています。今日のエキシが盛り上がってくれてよかったです。今の若い子はマモルのことを知らないかもしれないけど、こんなだけどすごい。本当にすごいことをやった人間です。これをきっかけにみんなマモルのことをググったり、映像を見て技術を勉強してみてください。これからも後進の指導をやってほしいです」
そしてマモルにゆかりのある方々からのVTRメッセージが流され、マモルが最後の挨拶を行った。
マモル
「この度、引退セレモニーを行っていただけるということで、エキシを終えてうれしく思っております。この場を設けていただいた田原さん、サステイン坂本さん、大変感謝しています。今までずっと応援してくれたファンのみなさま、支えてくれた家族、両親。特に両親には心配もかけて、サポートもしてくれて、私事ですが心より御礼申し上げたいです。
現役時代一番の目標だったUFCには行けませんでしたが、最後の最後に四冠を獲ることができて、満足のいく幸せな現役生活でした。かっこいいことを言おうと思ったけど、エキシで飛んじゃいました。涙を流すのはキャラじゃないので、笑顔でみなさんに最後のご挨拶をしたいと思います。今までありがとうございました」