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【FIGHT&MOSH】4年5カ月ぶりの試合に挑んだリオンが、必殺の右カウンターで内藤をマットに沈める

【写真】リオンといえば右。やはり右によるフィニッシュだった(C)MMAPLANET

<68kg契約/5分3R>
リオン武(日本)
Def.2R2分31秒 by KO
内藤太尊(日本)

左右に動くリオンに対し、内藤が左フックを振るう。内藤の右クロスがリオンの顔面をかすめた。プレスをかけてリオンにケージを背負わせる内藤。リオンはケージから離れ、中央で右ローを見せた。内藤が左インローを当てながら前に出ると、リオンは右ストレートを当て、さらに左ジャブのカウンターで内藤のアゴを跳ね上げる。右カーフを連打したリオンが離れると、内藤が距離を詰めて右アッパーを突き上げた。

リオンは右ストレートのカウンターからボディロックでテイクダウンを奪う。内藤がハーフガードからクローズドガードへ。内藤が立ち上がると、リオンは離れた。互いにワンツーを見せたあと、内藤がローを散らしていく。内藤の左フックをブロックしたリオンは、残り30秒で左ストレートから内藤をケージに追い込む。しかし内藤のパンチもリオンの顔面を捉えた。

2R、サークリングするリオンを内藤が追う。内藤の右クロスをかわしたリオンが相手を突き放し、サークリングに戻る。足払いで内藤をこかせたリオンだが、深追いはしない。ケージ中央でリオンの右インローが当たる。スイッチしながら距離を詰める内藤に、リオンの右ストレートがカウンターでヒット。この一撃で背中を見せた内藤の顔面に、右の追い打ち2発を浴びせてマットに沈めた。

4年5カ月ぶりの試合でKO勝利を収めたリオンは、「また頻繁に試合しますとは言えないけど、こういう意味のある大会、こういう意味のある対戦相手なら、またやりたいと思います」と語った。


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