【FIGHT&MOSH】SASUKE、打撃の圧力→TDを切ってパウンドアウト。危なげない試合運びで王座防衛
【写真】安定感たっぷり、危なげない試合運びで王座防衛(C)MMAPLANET
<世界フェザー級選手権試合/5分5R>
SASUKE(日本)
Def.3R1分07秒 by TKO
田中半蔵(日本)
サウスポーの田中が右のアウトロー。SASUKEは顔面へのスピニングバックキックを繰り出す。SASUKEは右ストレートを伸ばしてヒザ蹴り。田中は距離を取りながら右フックを狙う。SASUKEも右を見せつつ、田中の蹴り足をすくって組みつく。
田中が右手を差してSASUKEをケージに押し込み、ダブルレッグへ。SASUKEは半身になって足をクラッチさせず、ケージに身体を預けて側頭部にヒジを入れる。田中がSASKEをケージに押し込み、動きが止まったところでブレイクになる。
スタンドでの再開後、SASUKEは田中の左の蹴りに左フックを狙い、そこから右フックを強振。
首相撲にとらえるとヒザ蹴りを突き上げ、足をかけてテイクダウンする。SASUKEはトップポジションからヒジを落とし、田中が亀になると一気にパンチをまとめる。
2R、SASUKEが田中の前足に関節蹴りを連打。飛びヒザ蹴り、スピニングバックエルボーと手数を増やす。じりじりと前に出るSASUKEが左フック、そこから右フックにつなげる。田中も右フックを返してインロー。
SASUKEは田中の前蹴りをとってテイクダウンし、中腰からパスガードを狙いつつ、ヒジを落とす。田中は下から鉄槌を当てるが、SASUKEはトップキープし、田中の頭をケージに詰めて固定し、パンチとヒジを連打する。
3R、SASUKEはプレッシャーをかけながら、田中が前に出るところに右ストレートと左フック。右の前蹴りをボディに突き刺すと、首相撲からヒザ蹴り。田中がダブルレッグに入るが、それを切ると亀になる田中にパンチを連打する。
田中の動きが止まったところでレフェリーが試合を止めた。危なげない試合運びで王座防衛に成功したSASUKE。試合後は以下のメッセージをファンに送った。
「僕は夢に向かってワガママで生きていますが、応援してくれる人がたくさんいます。修斗を背負ってRoad to UFCに挑戦して2年連続で負けて不甲斐ない結果でした。それからすべてを変えて戦いのために過ごしてきました。
苦しいことしかない毎日で、どうすれば報われるか考えてやってきました。ここに立っているのはサポートしてくれるみんなのおかげです。なかでもマスタージャパンのみんなは暖かい言葉で励ましてくれて後輩もできて、このチームは家族みたいなもんなんで、みんな大好きです。ありがとうございます。そしてマスタージャパンだけじゃなくて、応援してくれるみなさんありがとうございます。
明日TORAOがあって、マスタージャパン福岡から3人出場します。そこにつなげました。明日は楽しみです。いつも話が長くなるので、このくらいで終わりにしましょう(笑)。ご来場ありがとうございました。SASUKEならびに修斗の応援よろしくお願いします」