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【ONE FF15】ノー打撃戦。フレイマノフのTDから足関節に移行したタン・リーが内ヒールで暫定王者に

【写真】コーナーにはかつてBJ・ペンをヒールで仕留めたライアン・ホールが就いていたのもミソ(C)ONE

<ONE暫定世界フェザー級(※70.3キロ)王座決定戦/5分5R>
タン・リー(米国)
Def.1R1分02秒by ヒールフック
イリャ・フレイマノフ(ロシア)

サウスポーに構えたリーが、遠い位置からから左ハイを入れる。近づいたフレイマノフは右を当て、一旦距離を取り直す。フレイマノフは前に出て来たリーに組みつき、ボディロックでテイクダウンを奪う。スクランブルでバックに回ったフレイマノフに対し、下になったリーが外ヒールを仕掛ける。

カカトを持ち替えて50/50を組み、インバーティッドからストレートフックへ。足を抜こうと体を捻って立ち上がったフイマノフに対し、リーが内ヒールを極めてタップを奪った。

セコンドのライアン・ホールの前で極めた内ヒール──暫定王者は「チーム、父、ライアン・ホールがいてくれたからだ。彼がテイクダウンをしてきた。だから、こうなったんだ。テイクダウンしてくれよ、カモン。彼は危険すぎると皆が言い続けていることが、僕のモチベーションだったんだ。ルンピニーのファン、最高だよ」とインタビューで話す。

そしてボーナスに大興奮のタン・リーの前に正規王者タン・カイが現れると、「驚いた。こんなに短い時間で勝って。でも、僕は彼をKOできる」とコメント。対してタン・リーは「KOする?  ノックアウトするまでには色々なプロセスがある。そこに衝くべき隙も生まれるんだ。前回は判定だった。次は絶対にはフィニッシュするよ」と言葉を返した。


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