【DEEP115】イ・ソンハが大原樹理にスロエフストレッチを極めてBC王座防衛&DEEP王座を獲得
【写真】1Rにも狙われたスロエフストレッチ。2Rにしっかりと入られた(C)MMAPLANET
<DEEP & Black Combatライト級選手権試合/5分3R>
イ・ソンハ(韓国)
Def.2R2分37秒 by スロエフストレッチ
大原樹理(日本)
イ・ソンハが左インローを繰り出してからサウスポーにスイッチした。さらに左ストレートを連打しながら組みつき、大原をケージに押し込んでからボディロックでグラウンドに持ち込む。亀になった大原に対し、イ・ソンハが右足を差し込んだ。
大原はイ・ソンハが左足も差し込むのを自身の左足で防ぐ。しかし逆側に回転したイ・ソンハが四の字ロックで固める。イ・ソンハの左腕が大原の首に巻き着くも、大原その腕を引きはがした。大原が立ち上がろうとしたところで、イ・ソンハが右腕を回す。さらに大原の左足を取ったイ・ソンハが、スロエフストレッチの形でグラウンドに引き戻した。
四の字フックを維持するイ・ソンハは腕十字にも入れる体勢に。ここでイ・ソンハがトップに移行するも、大原が背中を向けると再びバックへ。大原は立ち上がり、ケージを背にして正対した。ここで離れたイ・ソンハに右ストレートを繰り出すも、再び組まれてドライブされてしまう。深くは追わないイ・ソンハに対し、大原がプレスをかけてケージ際まで下がらせた。
2R、イ・ソンハはサウスポーでスタートする。大原が右ハイで下がらせた。イ・ソンハは左ローキックを当てる。続く左ローが大原の下腹部を捕らえ、試合は中断される。再開後、大原が蹴りのフェイントを見せながら圧をかけていく。右ストレート、右ハイを見せる大原が右跳びヒザに繋げた。これをかわしたイ・ソンハが、ケージ中央からダブルレッグで飛び込び、クリーンテイクダウンに成功した。
ケージ際でバックに回ったイ・ソンハがパンチで削る。バックマウントを奪ったイ・ソンハが左腕を大原の首に回すも、ここは絞め上げることができず。1Rと同様に腰を上げて前に落とそうとする大原の左足を取り、スロエフストレッチを極めた。
これでダブルタイトルマッチはDEEP側が3連敗--DEEP JEWELSアトム級、DEEPバンタム級、そしてDEEPライト級のベルトをBlack Combat側が獲得する結果となった。