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【UFC ESPN52】TD狙いでサントスを削ったブランクフィールドが最後は打ち勝ってUFC6連勝

【写真】6連勝で次の王座挑戦者はブランクフィールドか(C)MMAPLANET

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
タイラ・サントス(ブラジル)

サントスが右ローを当てる。ブランクフィールドも左インローを返した。サントスの右カーフでブランクフィールドの体が流れる。さらにサントスが右クロスを当てた。ブランクフィールドが距離を詰めてくると、サントスがパンチで迎え撃つ。ブランクフィールドがボディロックで組んで来ると、サントスが首相撲からヒザを突き上げた。離れたブランクフィールドの顔面にサントスの右が届く。ブランクフィールドは、またもサントスの右ローでバランスを崩した。顔面から出血が見られるブランクフィールドに対し、サントスが右のカウンターを当てる。

ブランクフィールドの組みに対して、ここも首相撲で対応しようとしたサントスだが、ブランクフィールドにボディロックのままケージに押し込まれてしまう。ウィザーで耐えるサントスが、左ヒジの連打でブランクフィールドを引きはがした。ケージ中央でブランクフィールドがボディロックから首投げに移行するも、サントスは背中を着けさせずバックを狙う。互いに立ち上がりパンチを繰り出し合うなか、やはりサントスのヒット数が多い。サントスのパンチを受けながら組み付くブランクフィールドがケージに押し込んでいくも、サントスがウィザーで守った。

2R、ブランクフィールドが足を使って回る。サントスはローで足を詰めながら、距離を詰めてきたらパンチで迎え撃る。ブランクフィールドが組みつくも倒すことはできず。サントスの右ローで体が流れた。ダブルレッグをスプロールしきれなかったサントスを、ブランクフィールドがボディロックでケージに押し込んでいく。ウィザーと首相撲で守るサントスが、ブランクフィールドの顔を引きはがして右ヒジを打ち込む。さらに両腕を差し入れたサントスが一気に押し返すも、ブランクフィールドに潰されてボトムへ。

下から足を上げていくサントス。ブランクフィールドは右腕を差し上げて押さえ込み、左腕を枕にしてパスした。亀になったサントスのバックに回ったブランクフィールドは、立ち上がった相手をケージに押し込み続ける。ダブルレッグから、ボディロックに切り替えて左足を掛けていく。ブランクフィールドが離れて、すぐに組みついていった。

最終回、サントスが右を強振した。距離を取ったブランクフィールドが左ハイを繰り出したあと、ダブルレッグからドライブする。しかし四つからサントスが押し返して打撃戦に戻る。サントスの右カーフを受けながら組んだブランクフィールドは、またもサントスをケージに押し込んだ。ダブルレッグからハイクロッチに切り替えたブランクフィールドは、一旦離れて再びダブルレッグで飛び込む。ボディロックでサントスを揺さぶるブランクフィールド。サントスはヒジでブランクフィールドの顔面を突き放した。

またもブランクフィールドが組みついてケージに押し込んでいく。サントスは首相撲からシングルレッグへ。これをスプロールしたブランクフィールドがサントスをケージに押し込むも、両者はケージ中央へ。ブランクフィールドのワンツーがサントスの顔面を捉える。さらにダブルレッグでサントスをケージに押し込んだブランクフィールドが、ボディロックでサントスの手をマットに着かせた。立ち上がったサントスに対し両腕を差し上げるブランクフィールド。離れると打撃戦に戻るが、明らかに打撃の勢いが置いたサントスに対しパンチとハイを繰り出し、最後はブランクフィールドがサントスのシングルレッグを切って試合を終えた。

裁定はジャッジ3者とも29-28でブランクフィールドの勝利に。これでUFC6連勝となったブランクフィールドがタイトル挑戦を希望した。


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