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【ONE FF30】小笠原瑛作がONEデビュー戦。小川翔、リカルド・ブラボ、日本ゆかりのファイターが続々参戦

【写真】小笠原(左)がONE初参戦、小川(右)はONE初勝利を目指しての参戦となる(C)ABEMA

25日(金・現地時間)タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Friday Fights 30。今大会では小笠原瑛作のONEデビュー戦をはじめ、日本とゆかりのあるファイターが多数参戦する。
Text by Takumi Nakamura

小笠原は2011年のプロデビュー以降、REBELS&KNOCKOUTを主戦場に戦い、タイ人選手とも数多く対戦。今年3月のKNOCKOUT代々木大会では、ルンピニースタジアム3階級王者&2022年ムエタイMVPのロンナチャイから金星を挙げた。

小笠原と対戦するヨッドウィッタヤ・ペッチョンプーも今回がONE初参戦。まだメジャータイトルの獲得はなく、今年2月のRWS(ラジャダムナン・ワールド・シリーズ)では、武尊とK-1で拳を交えたヨーキッサダーと対戦。試合はヨーキッサダーの圧力に押され、2Rに右フックでKO負けという結果に終わっている。

これまでの小笠原の実績、そして小笠原がONEのベルトを狙う以上、ヨッドウィッタは取りこぼしすることなく勝利を収めたい相手。結果だけでなくインパクトも欲しいONEデビュー戦だ。

小笠原とともに参戦するもう一人の日本人=小川翔は6月ONE Friday Fights 21に続いて2度目の参戦となる。前回のトンサヤーム戦では、1・2Rにポイントをリードされ、3Rに猛反撃するも判定で星を落とした。

今回の対戦相手=ペットガーフィールド・ジットムアンノンはヒジ・ヒザなど近い距離での攻防を好み、攻撃を被弾するリスクはあるが、距離を取られて攻防を遮断される可能性は少ない。小川としては得意のローキックでONE初勝利を掴みたいところだ。

アルゼンチン出身・日本在住のリカルド・ブラボも今回がONE初参戦。昨年からウィラサクレック・フェアテックスに所属し、RISE・NO KICK NO LIFEで戦ってきたブラボが、ルンピニースタジアムでムエタイルールでの試合に挑む形だ。

しかも対戦相手のデンパノム・プラン26は6月にブラジルのエメルソン・ベントーを下して、ルンピニースタジアムのミドル級王座に就いたばかり。ブラボが持ち前の攻撃力とウィラサクレック会長のもとで学んだムエタイ技術の融合で現役ルンピニー王者から勝利を挙げられるか。

また2018年6月の第2代K-1フェザー級王座決定トーナメントで芦澤竜誠と対戦したシルビュー・ヴィテズも登場する。芦澤戦では1RKO負けに終わったヴィテズだが、その後はムエタイルールで勝ち星を重ねて、今年1月からONEに参戦。ヨードレックペットとセクサンという強豪に挑んで敗れたものの、いずれも激闘を展開して評価を高めた。

6月ONE Friday Fights 23で豪州のリバー・ダスからONE勝利を収めると、今大会ではONE FRIDAY NIGHTの常連ファイターで、2020年ムエタイMVPのコンクライ・エニームエタイと対戦する。

■ONE Friday Fights 30対戦カード

<ムエタイ139ポンド契約/3分3R>
コンクライ・エニームエタイ(タイ)
シルビュー・ヴィテズ(ルーマニア)

<ムエタイ132ポンド契約/3分3R>
ヨッドウィッタヤ・ペッチョンプー(タイ)
小笠原瑛作(日本)

<ムエタイ165ポンド契約/3分3R>
リカルド・ブラボ(アルゼンチン)
デンパノム・プラン26(タイ)

<ムエタイ138ポンド契約/3分3R>
小川 翔(日本)
ペットガーフィールド・ジットムアンノン(タイ)

<MMAフェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
マーク・チョインスキー(米国)
パク・オジン(韓国)

<MMAウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ザキムラッド・アミルジャノフ(ロシア)
メフラバン・ファルハーディー(イラン)

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