【ONE FF81】右ミドルにも前に出た小笠原は、ハイをスウェイしきれずダウン。0-3でリティデットに敗れる
【写真】ダウンを挽回しようとした小笠原だが、最終回はリティデットがしっかりと守り切った(C)ONE
<ムエタイ・132ポンド契約/3分3R>
リッティデット・ソー・ソンマイ(タイ)
Def.3-0
小笠原瑛作(日本)
オーソドックスながら左が強いという評判のリッティデットに対し、サウスポーの小笠原は左ローを蹴る。前蹴りを見せたリッティデットが距離を詰めて腹を攻める。ハイをかわした小笠原はローをチェックして、左ローを蹴る。詰めてハイを狙い、右エルボーを放ったリッティデットは右目尻をカットした小笠原の前蹴りで尻もちをつく。右ミドルを入れたリッティデットにワンツーの小笠原、リッティデットが右ハイからミドルを返す。残り20秒で鋭い右ミドルを入れたリッティデットが初回をリードした。
2R、小笠原が左ミドル、リッティデットが右ミドル。小笠原は左インローを入れる。ハイをガードした小笠原は、近い距離で右を受けて姿勢を乱すリッティデットの右ミドルにもワンツーからパンチを纏める。さらに左ローを決めた小笠原は前に出ると蹴りからパンチに繋げ、ローを蹴る。左ミドルをキャッチしたリッティデットのハイをかわした小笠原。続いてミドルを受けるがパンチで前に出る。ハイをかわして右フックを入れた小笠原だったが、リッティデットが右ハイをスウェイしきれず顔面を蹴られる。そのまま顔を払うような動きで崩れた小笠原はダウンを宣言せれた。立ち上がった小笠原が左エルボーからワンツーも、この回も明白に落とした。
最終回、後の無い小笠原がコンビで前に出て、スピニングバックエルボーを繰り出す。ミドルを蹴ったリッティデットが首相撲でエルボー、左エルボーから足払いで倒す。小笠原も右を受けても、右を返すが中盤に前蹴りで突き放される。さらに腹を蹴ら汰小笠原は、跳ねるようなリッティデットの蹴りにスピニングバックフィストと、詰められないところで回転系の攻撃を繰り出す。リッティデットはロープを背負って回り、クリンチと時間を使う。スピニングバックフィストを空振りした小笠原は、姿勢を乱しレフェリーに立たされるも、すぐに時間となった。
結果、小笠原は0-3で敗れた