【ONE FF81】陽勇がユセフ・サードを左ミドルで攻め立て、ONE初戦をユナニマス判定勝ちで飾る
<キック・フライ級/3分3R>
陽勇(日本)
Def.3-0
ユセフ・サード(アルジェリア)
サウスポーの陽勇に対し、サードが左ローを打ちながら左に回る。陽勇はローから左ストレートを突き刺す。サードの右インローがローブローとなり、陽勇に休憩が与えられた。再開後、陽勇が左ミドルを放つ。サードのローに左ストレートを合わせる陽勇が、ロープに詰めて連打を見せる。回って下がるサードに、一気に連打を浴びせる陽勇。サードも右ストレート、右ミドルを繰り出すも陽勇の前進を止められず。
陽勇の左ストレートがボディに伸びる。サードの右ミドルをもらいながらも距離を詰める陽勇は、左前蹴りから左ストレートへ。サードの右ハイをかわした陽勇が左ミドルを見せるも、これはサードにキャッチされた。陽勇の左ミドルにサードが右ストレートを合わせる。カウンターが当たると見たか、サードがクラウンチングに構えるも、陽勇の左ローを受けたサードが後退を強いられた。
2R、陽勇が距離を詰める。サードの右ハイをかわした陽勇が左右の蹴りを散らす。左ローで下がらせ、さらに左跳びヒザを見せた陽勇がプレッシャーをかけ続ける。サードの右ミドルに右フックを合わせた陽勇が攻め立てるも、左ミドルに対してサードがローブローを主張して試合が中断される。再開後、今度はサードの右ローが明確なローブローとなってしまう。
試合が再開されると、互いに蹴りを上下に散らすが、陽勇がサードをコーナーに詰めていく。サードの右ミドルを捌き、左ストレートで下がらせた陽勇がパンチの連打を浴びせる。左ミドルから左ストレートで攻める陽勇は、サードをロープに詰めてパンチの連打から左ミドルを突き刺す。しかし右スピニングバックキックがローブローに。再開後、やはり陽勇が距離を詰めてワンツーで攻めた。
最終回、サードが右ストレートを伸ばす。陽勇は右ハイをブロックして前に出て左インロー、左ボディストレートを突き刺していく。頭を振ってパンチを上下に散らす陽勇が、サードをコーナーに詰めて胴回し回転蹴りを見せた。左ミドルでサードを追い詰める陽勇は、左ストレートから右フックを返す。サードの右ハイをブロックする陽勇は、詰めてパンチから距離を取る。
陽勇の右ミドルがまたもローブローに。再開後、左ストレートでサードの顔面を跳ね上げた陽勇が、左ボディストレート、左ミドルを効かせる。さらに左前蹴りを顔面に当ててサードを吹っ飛ばした陽勇が、そのままコーナーに追い詰めて試合を終えた。
裁定は陽勇がユナニマスの判定勝ち。ONE初戦を勝利で飾った陽勇は英語で「英語で挑戦しますけど難しい。相手は強かったです」と語ったあと、日本語で「自分が力み過ぎたこともあるけど、相手の反撃があった。腹が効いていたけど、相手がアクションを起こし続けていたので焦ってしまった」と感想を述べた。