【NEXUS32】木内をパンチで下がらせる宮澤がテイクダウンでダメ押し。判定勝ちで王座戴冠
【写真】パンチを振りながら前に出て、終盤にテイクダウン、宮澤が作戦を貫いたか(C)MMAPLANET
<NEXUSストロー級王座決定戦/5分3R>
宮澤雄大(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
木内SKINNY ZOMBIE崇雅(日本)
サウスポーの木内が左ストレートを伸ばすが、宮澤が右を当てつつダブルレッグで飛び込む。しかし宮澤は立ち上がり、レフェリーがブレイクをかけた。スタンドでは宮澤が右カーフを当て、さらにダブルレッグでクリーンテイクダウンを奪う。木内はフルガードから足を上げていく。体重をかけて潰す宮澤は、ケージ際まで木内を運ぶ。木内はラバーガードの体勢に入るも逃げられてしまう。ここで宮澤が離れてブレイクに。
スタンドに戻ると、木内の左ミドルが頭を下げた宮澤の顔面にヒット。距離を詰めてパンチを振るう宮澤だが、頭を下げた時に木内の左ミドルが当たる。宮澤の右ストレートもヒット。さらに左フックを当てて木内を下がらせる。木内の左ミドル×宮澤の右ストレート→左フックという展開が続くなか、宮澤がテイクダウンを奪った。宮澤は抱えられながらコツコツとパウンドを落としていった。
2R、宮澤の左右フックが木内の顔面を襲う。バランスを崩した木内は距離を取って左ハイを放った。フックを強振する宮澤と、左の蹴りに加えて左ストレートの打ち下ろしを使う木内。宮澤は左フックが当たるも、後続打がない。宮澤の左フックと木内の左ストレートが交錯する。宮澤の右ボディストレートがクリーンヒットした。木内のテンカオも宮澤のボディに突き刺さる。ラウンド終了間際に宮澤がダブルレッグで背中を着かせた。
最終回、木内が左ストレートを伸ばすと、宮澤がインサイドから右フックを打ち込む。ここで木内がテイクダウンを奪うも、すぐに宮澤が立ち上がった。どうしてもパンチが単発で終わってしまう両者。動きが落ちた木内に対して、宮澤が左右フックを強振するもクリーンヒットはない。後半になると宮澤の右ストレートが木内の顔面を捕らえるように。しかし宮澤が大きく右フックを振る。これまでのラウンドと同様、終盤に宮澤が木内に背中を着かせた。
裁定はジャッジ3者ともフルマークで宮澤の勝利。宮澤がストロー級のベルトを巻いた。