【Gladiator022】神田のリベンジならず。トップゲームを制したテムーレンがベルト奪取＆GP準決勝へ

2023.06.11

【写真】モンゴル旋風、止まらず(C)MMAPLANET

＜Gladiatorバンタム級GP1回戦及びGladiatorバンタム級選手権試合／5分3R＞
テムーレン・アルギルマー（モンゴル）
Def.2-1:29-27.29-27.28-28.
神田T-800周一（日本）
※ジャッジ1名のマスト判定は神田

ともにサウスポー。テムーレンが右インローを当てる。神田は左ストレートを伸ばし、テムーレンの右フックをかわした。足を動かし、テムーレンの右フックを、神田がエルボーで防ぐ。テムーレンが右前蹴りを伸ばした。神田は右ジャブ、左ハイを伸ばす。右ジャブをボディに伸ばし、体勢が低くなるテムーレンの顔面に神田が右ハイを見せる。さらに右ハイから左カーフキックを当てた神田が、ボディロックで組みついた。

すぐに差し返したテムーレンに対し、神田がヒザ蹴りを返す。離れたテムーレンに対し、神田が右スピニングバックキックから組みついた。切り返して横三角で捕えるテムーレン、頭を抜いた神田がパスするも、テムーレンもスクランブルに持ち込んで両者が立ち上がる。スタンドではケージを背負いながら足を使う神田が、左右フックを返す。さらに左ローを当てた神田だったが、組んだテムーレンにケージに押し込まれてしまう。

差し合いから押し返した神田はヒザ蹴りを繰り出す。離れるテムーレンは、距離が近くなると右のオーバーフックでコントロールする。ケージに押し込まれても右ヒザを差し入れている神田だが、シングルレッグで尻もちを着かされて初回を終えた。

2R、テムーレンがオーソドックスに構える。サウスポーに戻したところで神田がローで削る。テムーレンの左フックに左ミドルを合わせた神田は、左ストレートから左ローを当てた。テムーレンはフックでグラつかせたあと、ボディロックからスラムへ。さらにパウンドを浴びせるなど、初戦の再現かと思われたが、ここは神田が耐える。しかしバックマウントに着いたテムーレンがRNCを狙う。

神田がスクランブルからトップを奪った。ハーフで守るテムーレンの首を左腕で抱えながら、右腕で足を捌く。スクランブルからバックを狙い、立ち上がったテムーレンをケージに押し込んだ。右オーバーフックで押し返したテムーレンに対し、切り返した神田がバックに回った。右腕をテムーレンの首に回した神田。テムーレンが反転すると神田も立ち上がる。

立ち上がり際にパンチを連打するテムーレン。離れた神田は、少し疲れが見えるテムーレンに組みつく。ガブリながら離れ際に左ストレートを当てたが、組み合いでテムーレンに倒され、サイドバックからパンチを浴びた。

最終回、神田が距離を詰めて右ローを当てる。神田はテムーレンの右カーフキックをもらって尻もちを着くも、すぐにシングルレレッグで組みつきドライブする。ケージ際でグラウンドに持ち込んだ神田がトップへ。テムーレンはハーフで守る。パスされたテムーレンは後転で脱するも、足の指でケージを掴んだとして試合が中断されてイエローカードが提示された。

再開後、神田は右カーフキックを当てる。テムーレンの右ストレートをかわした神田は、足を使ってショートのワンツーと右ローを当てる。しかしテムーレンの右ローで神田もバランスを崩している。神田の左ハイがヒット。テムーレンはパンチの連打で押し込んでいくが、神田もブロックしている。ここでニータップで組みついた神田だが、テムーレンに潰されてしまう。ヒジを受けながらスクランブルに持ち込む神田、テムーレンはガブりからバックに回った。