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【UFC289】元世界王者オリヴィエラがダリューシュをパウンドアウト、8カ月ぶりの再起戦を勝利で飾る

<ライト級/5分3R>
シャーウス・オリヴィエラ(ブラジル)
Def.1R4分10秒 by TKO
べニール・ダリューシュ(米国)

ガードを固めたオリヴェイラが、サウスポーのダリューシュに左ジャブを突き、右ハイを見せてケージを背負わせる。ワンツーを打ってケージ際を脱したダリューシュが、組んできたオリベイラに対して左腕を差し上げてケージに押し込む。ここで押し返したオリヴェイラだが、逆にダリューシュにテイクダウンを奪われた。ハーフからフルガードへ戻したオリヴェイラに、ダリューシュがパウンドを連打する。

下から朽木倒しを狙い、さらに右足を刈りにいったオリヴェイラ。ダリューシュがトップをキープすると、下からダリューシュの左足を取ってヒールフックを仕掛ける。足を抜いたダリューシュがガードの中に戻った。トップキープ&パウンドを続けるダリューシュは、一度立ち上がって再びガードの中へ。ダリューシュが上下にパンチを打ち分ける。

ダリューシュの左腕を抱えたオリヴェイラ、ここはダリューシュに腕を抜かれたが立ち上がってダリューシュをケージに押し込んでいく。離れて右ハイと右ストレートを当てるオリヴェイラの左足に、ダリューシュがシングルレッグで組みついた。しかし、これを切ったオリヴェイラがパウンド&鉄槌を連打するとダリューシュが動けなくなり、レフェリーが試合を止めた。

昨年10月、イスラム・マガチェフとの世界ライト級王座決定戦に敗れて以来、8カ月ぶりの再起戦を勝利で飾ったオリヴェイラ。試合後はケージを跳び出し、会場のファンと抱擁する。ケージに戻ってからインタビューでは「再びチャンピオンになる」と宣言して大歓声を受けた。そしてケージに昇り、両手で顔面を覆い涙を流した。


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