この星の格闘技を追いかける

【Pancrase335】元修斗世界ストロー級チャンプ黒澤亮平が初参戦。同じく初出場の小林了平と対戦

【写真】そのポテンシャルを発揮するのは、これからだ (C)SHOJIRO KAMEIKE

2日(金)に東京都港区のニューピアホールで開催されるPancrase335で黒澤亮平が初参戦を果たし、小林了平と対戦することが発表された。

元修斗世界ストロー級チャンピオン飛鳥拳こと黒澤がプチサブライズ=パンクラス初参戦が決った。


2016年7月に澤田龍人を破り、修斗ストロー級の頂点に立つも翌2017年10月に負傷が完治するまでに防衛期限を守れないという理由で王座返上、2019年1月の再起戦まで2年半のブランクがあった。

再び修斗最軽量の王座を狙うのを機に、リングネームを本名に変えるも戦績的には5勝3敗。大切な局面で星を落としてしまったが、4月の沖縄大会での一本勝ちから心機一転、パンクラスに戦場を移すこととなった。

現状、パンクラス・ストロー級王座は山北渓人がステップアップしたONEでの戦いに専念するために返上し、空位となっている。当然、黒澤のターゲットはそのベルトなるだろう。

対する小林了平はNEXUSを主戦場に5勝2敗のキャリアを残す19歳の若手で奇しくもRYOHEI対決となる。生真面目、真摯さがMMAの幅を狭めるようなきらいが見られた黒澤だが、パンクラス参戦という状況の変化で、よりMMAを楽しみ、ポテンシャルをフルに発揮できるよう心持ち変えられるか。

三十路となった黒澤のMMAファイター人生第3章──今回の試合のように挑戦が下の世代の突き上げを食らうことも増えるであろう、これからが楽しみだ。

なおPancrase336と昼夜興行となる同日の大会、335大会では中田大貴✖高木凌、近藤有己✖佐藤豪則、名田英平✖Ryo、前田浩平✖ジョセフ・カマチョ、余勇✖貞永大輔、沙弥子✖MIYUが振り分けられている。

PR
PR

関連記事

Movie