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【Pancrase352】左ボディからの高速ラッシュ。黒澤が植松にTKO勝ちでストロー級KOP初防衛

【写真】昨年4月に暫定王座を獲得したあと、正規王者へと昇格していた黒澤が初防衛(C)MMAPLANET

<ストロー級KOP選手権試合/5分5R>
[王者]黒澤亮平(日本)
Def.2R2分33秒 by TKO
[挑戦者]植松洋貴(日本)

植松がケージ中央に飛び出す。黒澤は前後のステップから右ボディストレート、右オーバーハンドを放ち、ニータップで飛び込んだ。植松に背中を着かせ、抱えられた首を抜くとパスを仕掛ける。植松は黒澤の腰骨を蹴りながら、黒澤が右に回るとガードに戻す。黒澤は左目付近から大量の出血が見られた。ドクターチェックが入り、リプレイが流されると黒澤がニータップの際に植松の骨盤に当たったことが確認される。出血が止まり、試合は再開へ。黒澤の傷口は大きい。

黒澤が一気に攻め込むも、植松が黒澤の右に右ストレートを合わせる。黒澤は上下に左右ストレートを散らす。植松の左フックをバックステップでかわした黒澤。植松にケージを背負わせ、左ジャブを突く。植松も黒澤の右の打ち終わりに、右ストレートを伸ばすが届かず。ならばと植松は黒澤の左ジャブに右カーフを合わせ、さらに右スピニングバックフィストも見せた。黒澤が一旦距離を戻すと、植松が右ハイを繰り出す。互いに左ジャブを突いた後、見合って初回を終えた。初回はジャッジ3者とも黒澤の10-9としている。

2R、植松が左ジャブを突いていく。黒澤も左ジャブを返すと、植松は右ローに切り替える。フェイントからプレスをかける植松は、黒澤の動きに合わせて左ジャブを突き刺していく。黒澤は右ボディストレートを伸ばした。植松は黒澤のパンチに右カウンターを狙うも当たらず。しかし黒澤が左ボディで動きを止め、パンチとヒザでラッシュを仕掛けると植松は防戦一方に。植松が右を打ち返したところにレフェリーが割って入り、黒澤がベルトの初防衛に成功した。


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