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【UFC285】ペナルティがあったサーイマンだが、立ち技&寝技で計量失敗のマルチネスを攻め込み判定勝ち

<137ポンド契約/5分3R>
キャメロン・サーイマン(南アフリカ)
Def.2-0:29-26.28-27.28-28
マナ・マルチネス(米国)

カーフを蹴ってスイッチしたサーイマンに対し、マルチネスが左フックをヒットする。サーイマンは右ローに続き右オーバーハンド。カウンター狙いのマルチネスも右を繰り出し、さらにボディで攻める。構えを変えるサーイマンは既に鼻血を流している。カーフから顔へのサーイマンのコンビが見えているマルチネスが、右ジャブを被弾する。カーフを続けたサーイマンだが、左で前に出て姿勢を乱す。

ジャブを当てるマルチネスはエルボー、後ろ回し蹴りをかわしたがローが急所に入って試合が中断される。再開後、蹴りとパンチの攻防があった後に再度サーイマンの左ローがマルチネスの股間に……。サーイマンにペナルティが与えられ、試合はリスタートした。サーイマンのスピニングバックフィストをかわしたマルチネスが左を当て、ハイキックをキャッチして殴っていく。サーイマンはカーフ、ミドルを決め、左ストレートを打ち抜き──ペナルティのあったラウンドをイーブンで切り抜けたか。

2R、サーイマンが左カーフ、そして右ローから距離を詰める。離れたマルチネスはミドルを連続で蹴られ、サーイマンは勢いをつけて後ろ回し蹴りへ。マルチネスもアッパーを返し、ワンツーからの左ハイをダックアンダーでかわす。サーイマンはパンチと見せてカーフ、逆に足を意識させて右ジャブでダウンを奪う。

クローズガードのマルチネスに、サーイマンがエルボーを落とす。マルチネスはニーシールドから手首を掴んだ三角狙いも、防いだサーイマンがエルボー、パンチを振り下ろしていく。右ヒジを効かせたサーイマンは腕十字狙いを察知し、Zハーフガードにもエルボーを落とした。

最終回、左を入れたサーイマン。ミドルを嫌がってかマルチネスも構えを変える場面も。サーイマンは右ジャブ、スイッチを織り交ぜ思い切りの良いパンチと蹴りを続ける。飛び込んでの攻撃から、近い距離でも打ち合うサーイマンが攻撃を纏める。と、マルチネスがアイポークがあったとブレイクを要求する。左目が見えないという風のマルチネス──氏再開後、ミドルから左を振るっていく。

さらに右ミドルを決めたマルチネスは、シングルレッグでテイクダウンを奪わるとヒジを落とされる。マルチネスはクローズドガードも左右のエルボーを打たれ厳しい展開。サーイマンは右エルボーで流血させると、勢いをつけてヒジ、鉄槌、左右のパンチを落とす。起き上って勢いのあるパウンドを見せたサーイマンは、マルチネスの蹴り上げで後方にバランスを崩し、最後にスタンドへ。ハイを蹴って尻もちをついたサーイマンだったが、減点こそあったが、スタンド&グラウンドともに攻勢で2-0で判定勝ちを決めた。


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