【UFC285】道と術の合体。払い腰→腕十字。タバタ・ヒッチがジェシカ・ペネから一本勝ち?!
<女子ストロー級/5分3R>
タバタ・ヒッチ(ブラジル)
Def.2R2分14秒by 腕十字
ジェシカ・ペネ(米国)
ジオゴ・ヘイスばりにベイビーシャークの異名を取るタバタは、ワンツーからシングルレッグを決める。ペネは蹴り上げを見せ、立ち上がったタバタにシングルに出る。切ったタバタに対し、ペネはシッティングからスタンドに戻った。パンチで前に出て、前蹴りを繰り出したタバタは、組み合いで右腕を差しあげて2度目のテイクダウンを決める。
特に寝技を続けることなく、立ってロー蹴るタバタはペネのレッスルアップからシングルは頭を押して切り、クリンチでケージに圧しこむと──ここも右を差しあげてテイクダウンを決める。ハイガードからスイープを決めかけたペネ、タバタは何とか踏み止まりトップをキープする。ここも立ちあがってローを蹴るタバタだが、今度はグラウンドを選択しペネの仕掛けを切りながらパンチを振り落とす。ペネはKガードも、取られた足を振り抜いたタバタがスタンドに戻って組んでいったところで時間に。
2R、サウスポーから左ミドルを入れたタバタは、オーソに戻しペネの組みを豪快に払い腰で一本級の投げを決める。ニーシールドに鉄槌を落としたタバタは立ち上がってローへ。パスを狙いに足を戻され、ローに切り替えたタバタはスイープ狙いを切って右ワキを抱えると一気に腕十字で切り替える。ペネの右腕が伸び、タバタが一本勝ちを決めた。
「ジェシカと戦えて光栄だった。彼女はこの階級のパイオニアだったので。でも、今はベイビーシャークの時代。グラップリングは私のバックグラウンドだから」とタバタは話した。