【UFC ESPN53】ヒザ、ヒジ、拳。ずば抜けた当て感。ペイトン・タルボットがサーイマンをパウンドアウト
<バンタム級/5分3R>
ペイトン・タルボット(米国)
Def.2R0分21秒by TKO
キャメロン・サーイマン(南アフリカ)
サウスポーのサーイマンが左ハイから右カーフ、左を伸ばす。ワンツーの右を当てたタルボットは、左ミドルを蹴られ右ミドルを返す。両手を広げ気味の構えからワンツーを打ち込んだタルボットが近距離でヒザを繰り出す。サーイマンはオーソで左をヒットさせたと思いきや、後方にバランスを崩す。間合いを取り直したサーイマンのテイクダウンのダブルレッグに右ヒザを入れてダウンを奪ったタルボットhがボディにパンチを連続で入れる。
一度は間合いを取り直したサーイマンだが再びヒザからエルボーを連打され、テイクダウンを狙いつつ引き込む。自らスタンドに戻ったサーイマンは左ハイをガードの上から効かされ、右エルボーを被弾。さらにニーをボディに受け、左ミドルを蹴られる。タルボットは左右のボディストレートを入れ、蹴り足を掴んで後ろ回し蹴りというイマジネーション豊かな攻撃を繰り出す。サーイマンもスピニングバックキックをを入れ、パンチから対角線コンビネーションの右ローが急所に入り、試合が一時中断。再開後、左を当てたサーイマンが、ボディを蹴られても怯む来なく左を伸ばす。そこにヒザを入れるタルボットは最後にハイをキャッチして軸足払いでテイクダウン、初回の攻撃を締めた。
2R開始早々にワンツーに左を合わせてダウンを奪う。殴られながらガードを取ったサーイマンがニーシールドを取ろうするが速射砲のようなパウンドの連打でTKO負けとなった。