【UFC ESPN53】2度目の契約初戦、ザラルがクゥアンティロに何もさせずRNCで仕留める
<フェザー級/5分3R>
ユーゼフ・ザラル(米国)
Def.2R1分50秒 by RNC
ビリー・クゥアンティロ(米国)
ザラルの右カーフから試合はスタート。クゥアンティロが右カーフから左ジャブを突く。またもザラルの右カーフが当たる。スイッチして右ミドル、左インローを蹴りを散らすザラルの右カーフが当たり続ける。しかしクゥアンティロも左ジャブを伸ばす。クゥアンティロが右跳びヒザで距離を詰めるが、ザラルの右カーフを受けてしまう。さらに左テンカオから右カーフを当てるザラルが、右ボディストレートも突き刺した。続いて左テンカオを受けたクゥアンティロの動きが止まる。ザラルの左ジャブと右ストレートがクゥアンティロの顔面を襲う。クゥアンティロはザラルをケージに押し込んだが、ザラルが左オーバーフックから離れた。
「ここでで戦おう」と言わんばかりにザラルがケージ中央を指さす。ザラルは左テンカオ、左右パンチを聞かせてから足払いでクゥアンティロを倒す。トップに回ったザラルが左右のヒジを落とした。もぐるクゥアンティロを潰したザラルがパウンドを落とし、バックテイクへ。四の字フックで固めたザラルをフル落とそうと、腰を上げたクゥアンティロだが逆に完全にバックのまま再度グラウンドへ。ザラルは右腕でクゥアンティロのアゴを絞め上げたが、極めるまでには至らなかった。
2R、サウスポーに構えたザラルが左カーフを当てた。クゥアンティロの左ジャブを受けるも足払いでテイクダウンしたザラル。クゥアンティロも足を上げてラバーガードに持ち込むが続かず。潜り、十字、三角と全て凌いだザラルがまたもバックに回る。四の字フックから右腕を首に回し、RNCでタップを奪った。
2度目のUFC契約初戦で快勝したザラルは「ラスベガス、アイム・バック。UFCで最初に出た時にチャンピオンになると言った。自信があった。皆に僕のストーリーを楽しんでほしい。どれだけダメでも、どれだけ良くても。3連敗から、戻ってきた。ハッピーで、神に感謝している」と喜びを露わにした。