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【ONE FN07】12分半のキックボクシングで優勢のマーチン・ウェンが、TD&パウンドでカソッティに計算勝ち

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
マーチン・ウェン(豪州)
Def.3-0
レオナネルド・カソッティ(ブラジル)

シャミール・ガサノフの欠場で、代役の代役──Friday Fightsで戦う予定だったカソッティが急遽、ウェンと戦うことに。右ローを蹴ったカソッティに対し、ウェンも右ローを蹴る。カソッティは右カーフを続け、左インローに。左フックを入れたカソッティだが、ウェンは完全に右のカウンター狙いだ。左ボディを入れたウェンが右カーフを蹴る。

ワンツーで前に出るカソッティが左ボディフックも、カーフを効かされてきたか。右のオーバーハンドを入れたウェンが飛びヒザ、カソッティのテイクダウン狙いを切って殴っていく。立ち技に戻り、カーフを続けるウェン。カソッティが姿勢を乱す。そのウェンもカーフを蹴られる展開で、キックを散らしつつパンチを狙うという展開が続いた。

2R、カーフを続けるウェン。前足を効かされ、振りが大きくなる中でカソッティもカーフを蹴る。カーフ合戦、大振りのボックスという流れでウェンがボディを決める。ジャブの相打ちから、フックの応酬に。両者、拳の攻撃に集中するなかでカソッティが左ミドルハイを蹴る。右を見せて左フックを当てるようになったウェンは、ボディと顔面を殴って右カーフを連続で見せる。

カソッティもアッパーを返すが、アイポークがあったとウェンがインターバルを要求する。再開後、右からボディ、さらに右フックを受けたカソッティが怯まずパンチから蹴りを繰り出す。さらにボディを入れたカソッティのカーフをウェンがチェック。ボディからカソッティの左フックに右を合わせたウェンが、コーナーに詰めて左ミドルを蹴り時間となった。

最終回、ほぼ打撃オンリーの試合。カソッティはカーフをチェックされ、自ら痛みを感じているように見える。フックをダックでかわしたウェンは左ハイの直後に、カーフを蹴る。距離の長いカポエイラのような後ろ回し蹴りを見せたカソッティが、前に出て左フックも攻撃が単発だ。ウェンは左ジャブ、右オーバーハンドを放ちボディを殴る。カソッティもスピニングバックフィストも、右クロスを被弾する。完全キックボクシングマッチのなかで、ウェンがダブルレッグでテイクダウンを決める。

ハーフで抑えるウェン、下になったカソッティは足をきかせるのに懸命で、スクランブルに持ち込めない。3/4マウントまで持ち込み、無理せず抑えるウェンが肩パンチを見舞う。最後の10秒、マウントからエルボーとパンチを連打したウェンが判定勝ちした。


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