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【ONE FN07】土曜の朝? 金曜の夜?? ヴィクトリア・ソウザがリンダ・ダローに3-0の判定勝ち

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ヴィクトリア・ソウザ(ブラジル)
Def.3-0
リンダ・ダロー(インドネシア)

ソウザがまず右ミドルを見せると、圧を掛けてきたダローに組みつく。ロープ際から離れた両者、ソウザは前蹴りを放つが首相撲からのヒザ蹴りにバランス崩して尻もちをつく。直ぐに立ち上がったソウザが組んで両ワキを差す。コーナーにまで移動したソウザは小外刈りでテイクダウンを決める。下から殴るダローに対し、パスを決めたソウザは一度は足を戻されるが、すぐにパスを決め直す。

ギロチンからバック狙いのソウザに対し、ダローが背中をつける。すぐにサイドで抑えたソウザは鉄槌、左腕を殺してエルボーを連打する。ダローはここで立ち上がるも、ソウザはラウンド終了間際までクリンチで優位に立ち続けた。

2R、ローに合わせて左を当てたダローは、ソウザに尻もちをつかせる。立ち上がって組みに来るソウザに対し、ダローは回って右を当てる。ソウザは組みつくタイミングを測り、ダローは組まれるのを嫌がって拳が届く距離になかなか立てない。と、レフェリーが試合を止めて両者にファイトを促す。直後にソウザの前進に右を当てたダローは、続くクリンチも離れてローに右を合わせる。さらにダローはリードフックを入れ、パンチがコンパクトになってくる。終盤、蹴って回るという展開のソウザも組めなくなっていた。

最終回、ソウザの蹴りを外すダロー、右ミドルをキャッチして押し倒す。ダローはそのままスタンドで街、さらに右の蹴りを掴んで右で殴って倒していく。スタンドで待ったダローは、打撃に勢いがつくかと思われた矢先、右フックにダブルレッグを合わされてテイクダウンを許してしまう。パスを決めてサイドのソウザだが、ダローはスクランブルに持ち込んでスタンドに戻る。ここでソウザはがぶってヒザを何度も顔面に突き上げる。残り30秒でソウザが間合いを取り直すと、両者の体が触れることなく試合終了を迎えた。

結果、ソウザが3-0の判定勝ちを収めた──がFight Nightよりも、Friday Fights的な試合だった。


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