【ONE FN20】グホンジョンが1Rにダウンを奪い、投げ&テイクダウンで印象つけて判定勝利
【写真】パンチ・投げで攻めたグホンジョン。そのあとのトップキープができればより安定するだろう(C)ONE
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ノエル・グホンジョン(フランス)
Def.3-0
ヴィクトリア・ソウザ(ブラジル)
お互いに似たスタンスと構えで打ち合う両者。グホンジョンが右ストレート・左フックを効かせると、すぐにテイクダウンしてパンチを落とす。ソウザも何とか立ち上がるが、グホンジョンが右ストレートでダウンを奪い、再びトップポジションを取ってヒジとパンチを連打する。ソウザもクローズドガードに戻し、ハイガードから展開を作る。グホンジョンがトップキープし、左ヒザでガードを割ろうとしたところでラウンド終了となった。
2R、ソウザがワンツーで前に出る。グホンジョンの左フックに合わせてダブルレッグに入るが、グホンジョンはその勢いを使って首投げでテイクダウンする。ソウザもトップキープさせずに立ち上がる。ソウザはジャブから顔とボディに右ストレート、グホンジョンがパンチを返すと、サークリングして右ローを蹴る。これが功を奏し、ソウザがローを当て続ける時間が続く。グホンジョンも単発ながら右ストレートを当て、ソウザが組み突いてくると再び投げてテイクダウン。しかし投げたあとに体が離れて、ソウザに立ち上がられてしまう。その後はグホンジョンがパンチでプレッシャーをかけ、ソウザが足を使う展開が続いた。
3R、ソウザが右ストレートから前進。グホンジョンも右を返す。ソウザは右ローも混ぜて、右フックを強振する。ソウザはこの右を当てて、返しの左フックにつなげる。グホンジョンもソウザの前進に右ストレートを当てて左ミドル。ソウザはインローも蹴り返す。ジャブの差し合いから、グホンジョンが右ストレートで距離を詰める。さらにパンチからの組み際に大外刈りを決めてテイクダウン。一度、マットに背中をつけたソウザだったがスクランブルの展開から立ち上がり、スタンドでバックを取る。ここで試合終了となり、グホンジョンが判定勝利を収めた。