【ONE FN08】山北渓人のサークルケージ初陣は元王者&アームコレクターのアレックス・シウバにっ!!
【写真】最上といえるデビュー戦の相手が決まった (C)MMAPLANET & ONE
14日(火・現地時間)、ONE championshipより3月25日(土・同)にシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Fight Night08に山北渓人が出場し、アレックス・シウバと対戦することが発表された。
今月10日にONEとの契約が発表されたばかりお山北のサークルケージデビュー戦の相手は、元ストロー級チャンピオンに決まった。
シウバは山北戦がONEで区切りの20戦目になる40歳のベテラン柔術ファイターだ。腕十字の切れは早くから注目を集めてきたが、今ではその入り方のバリエーションの多さ、加えてMMAで実践する能力も評価されている。
ストロー級黎明期から活躍してきただけに日本人ファイターとの対戦も豊富で7度経験している。鈴木隼人をその腕十字で破り、内藤のび太とは1勝2敗、猿田洋祐と箕輪ひろばには1敗と日本人対戦戦績は2勝4敗だけに、山北としては負けられない相手となる。
とはいってもシウバの柔術力は、過去の対戦相手にはないと考えるべき。それだけに山北のレスリングベース、柔術を融合したグラップリングの力を世にアピールにする絶好の相手といえる。
なお同リリースに両選手が寄せたコメントは以下の通りだ。
山北渓人
「去年7月にパンクラスでのタイトルマッチを終えてONE参戦に向けて準備をし続けてきました。ONEと契約をしてすぐに試合のオファーを頂き感謝しています。このオファーを聞いたときは、デビュー戦で、元チャンピオンを当ててくるONEの本気さと僕への期待を感じました。
シウバ選手は、極めることもできて、打撃もできるちゃんとできるMMAが強い柔術家だと思います。ランキングから外れてはいますが全盛期から落ちているとは感じません。
この試合は、立っても寝ても動きが止まることのない試合になると思います。自分のスタミナとスクランブルの強さがアドバンテージになると思うので、動き続けていつでもフィニッシュを狙い続けます。
元チャンピオンとしてのシウバ選手を尊敬していますが、ここで負けるようでは、僕はチャンピオンになれないです。軽く越えて次に行かせてもらいます。世界で日本人がどんどん活躍していますが、次は僕の番です。パンクラスと日本を背負ってONEでベルトを巻くための第一歩踏み出してきます!」
アレックス・シウバ
「彼の最近の試合を何試合か見たよ。若くて良いファイターで、良いチャンピオン。リスペクトしている。彼はオールラウンダーな選手だと思うし、日本のチャンピオン。こういうチャレンジをONEが与えてくれるからこそ、僕もこの年まで高いモチベーションで戦えているんだ。
この試合は面白いマッチアップじゃないかな。恐らく序盤はスタンドで、最終的にはグラウンドゲームになると思う。でもやってみないと分からないね。自分の経験値と自分の柔術を信じてこの試合に臨むよ。2ラウンド目か3ラウンド目で、僕のサブミッション勝利だ!」
なお同大会ではハム・ソヒ✖平田樹も決定しており、Fight Night大会で日本人MMAファイターの揃い踏みは初めてとなる。