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【UFN218】立ちで削って、3Rに得意の形でフィニッシュへ。パク・ヒョンソンがRTUフライ級を制す

<Road to UFCフライ級決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
Def.3R3分11秒by RNC
チェ・スングク(韓国)

UFCとの契約を賭けた戦い、韓国の同朋対決。右に回る両者、遠い位置でパクが左ローを見せる。チェは右ハイで牽制し、両者の間合い争いが続く。アッパーのフェイクからローを蹴ったパク、距離が近づくとそのローに右を合わせたチェが崩してガードを取らせる。足首を取りにいくと、蹴り上げが待っており近づけないチェを見て、レフェリーがブレイクを掛け試合はスタンドに戻った。

カーフを続けるパクは、ワンツーで左を当てる。さらに左右のローで前足を削り、前に出る。チェがそこに右オーバーハンドを当てる。パクの右ローにチェが右を合わせ初回が終わった。

2R、左を伸ばしワンツーを放ったパクに対し、チェは前後移動とサークリングから右カーフを蹴る。パクは左から右ローでチェのバランスを崩して、左フックをヒットさせる。ハイをスウェイでかわしたパクが左ロー、これをキャッチしたチェが右を振るう。初回と同じく、パクは個の流れ簡単に下になってしまう。

バタフライガードから頭を抱えて立ち上がったパクが、左ジャブで圧をかける。さらに右カーフからワンツー、組まれても離れてパンチを振るっていく。ジャブにはジャブを返すチェだが、前足を狙われ思うように戦えないか。ローに右を合わせたパクは、左ジャブから右ストレート。ここで組んだチェがボディロックも、パクは体を入れ替える。互いにエルボーを振るって離れ、パクのジャブから見合って時間となった。

最終回、まずはステップインから右を振るったパク。空振りに終わったが、攻める姿勢をみせる。チェはシングルレッグも倒せず、離れ際にパクがスピニングバックフィストを繰り出す。ジャブを伸ばし、シングル&ドライブのチェだがダックアンダーからパクがバックに回りテイクダウンを狙う。腹ばいで崩されたチェは、すぐに立ち上がって胸を合わせる。

パクはヒザをボディに入れた直後に、ワキを潜ってバックへ。得意の動きからワンフック&シートベルトへ。スタンドながらボディトライアングルに捕えたパクがRNCをセットする。グラウンドに持ち込み、組み替えたパクがタップを奪いRoad to UFCフライ級を制し、韓国人初のUFCフライ級ファイターとして歴史に名を残すことになった。

チェ陣営のジョン・チャンソンに頭を下げた勝者は「予定より、ちょっと遅かった。時差ぼけで昨日の夜は4時間しか眠れなかったんだ。とにかくフィニッシュを狙っていた。相手はウェルラウンダーだったけど、時間が経てば疲れるとわかっていた」とインタビューで話した。


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