【UFC279】大シャッフルの要因チマエフ、ホランドをダースチョークで下し「体重オーバー? どうでもいい」
【写真】チマエフのマイクと笑顔には乗れない試合となった(C)Zuffa/UFC
<180ポンド契約/5分5R>
カムザット・チマエフ(スウェーデン)
Def.1R分2分13秒 by ダースチョーク
ケヴィン・ホランド(米国)
今回の大シャッフルの要因となったチマエフは、大ブーイングの中オクタゴンに入った。開始早々、サッカーパンチならぬサッカーダブルレッグで組みついたチマエフは、すぐさまバックに回る。立ち上がるホランドを四つでケージに押し込むチマエフ、再びバックに回りグラウンドに持ち込んだ。
チマエフがトップからパウンドを落とすなか、下から足を利かせるホランドに大USAコール。立ち上がったホランドを逃がさず、再びグラウンドで上を取ったチマエフがダースチョークへ。一度外れたが、再びセットアップ。何とか逃れようと反転するホランドを足で抱え込み、タップを奪った。
試合後、チマエフはインタビューで「俺の方がデンジャラス。誰でも殺せる。体重オーバー、どうでも良いこと。誰とでもやってやる。どっちともやっている。ウェルター級タイトル? 俺はできた。ドクターがストップしたんだ。誰も俺を止められない。俺はネイトとできた。ドクターが俺を止めた。(テイクダウンからダース、全く危なげなくなったことに対して)狙っていたわけじゃない。俺は世界のベストグラップラーだから。俺はウェルター級とミドル級のどっちのベルトも獲る」と答えた。