【UFC ABC03】激闘前──ロドリゲスの腕十字に腕を抜いたオルテガの肩が抜け、続行不能に
<フェザー級/5分5R>
ジャイー・ロドリゲス(メキシコ)
Def.Def.1R4分11秒by TKO
ブライアン・オルテガ(米国)
開始早々パンチを交換する両者。オルテガが左、ロドリゲスが右を当てる。前に出て圧を与えたいオルテガに対し、ロドリゲスがスイッチして対応する。飛び込んで左を当てたロドリゲスは、さらに左から組んでヒザを突き上げる。オルテガは組んで、ボディロック。ケージにロドリゲスを押し込む。
ヒザを入れて崩しに掛かるオルテガに対し、ロドリゲスがウィザーで耐える。掌底を入れるロドリゲスは、ケージに押し込まれた状態が続く。残り100秒、後方へのテイクダウンを切って離れたロドリゲスが、右ハイ、前蹴りを見せる。ここもオルテガは組みを選択しシングルでロドリゲスをケージに押し込む。
ウィザーのロドリゲスを腰に乗せ、投げを打ったオルテガ。下になったロドリゲスが腕十字を仕掛ける。右腕を抜いたオルテガは、そのまま後方に倒れ込む。腕を抜いた際に右肩が抜け、オルテガは試合続行不能に。激闘必至の勝負は、思わぬ形で決着がついた。とはいえ、過去2度に渡り手術をしている古傷の再発はロドリゲスの攻撃によって起こった自体、激闘は見らなかったがこれもMMAだ。