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【UFC ABC03】三角絞めを凌がれたバーンズ弟が、急降下。動けず、立てず戦闘不能でアレジオに敗れる

<フェザー級/5分3R>
ビル・アレジオ(米国)
Def.2R1分15秒by TKO
エウベウチ・バーンス(ブラジル)

前蹴りから組んだバーンズが、ヒザ蹴りをキャッチされ体を入れ替えられる。ボディロックから後方に倒れ込むようにテイクダウンしトップを奪たバーンズは、マウント狙いから反転したアレジオの動きに合わせてバックへ。前方に落とされながら三角絞め。そのまま腕を伸ばしに掛かったバーンズは、下からエルボーを打っていく。

再び腕を伸ばしに掛かったバーンズだが、鉄槌で殴られヒザを肩に受けるとオモプラッタに切り替える。バーンズの体を跨ぐようにハーフでトップを取ったアレジオは腕を抜いて、抑えると左のパンチを落とす。下からのパンチをかわし、左右の拳を入れたアレジオに対し、バーンズはハイガードからのオモプラッタへ。これを防いだアレジオが、スクランブルで後方から殴るつける。立ち上がると思いきや、引き込んだバーンズは、必死にクローズドガードを取る。アレジオは立ち上がり、スタンドで待ち受ける。まさに嫌々立ち上がったバーンズは、直ぐに組んで後方に倒れ込む。引き込みもならずトップから殴られたバーンズは、ラウンド終了後もすぐに立ち上がれなかった。

2R、開始前にドクターチェックを受けたバーンズは、試合が再開されると蹴り足を掴んでバックに回るが、アレジオが即胸を合わせハイガードに鉄槌を落としていく。ハーフからクローズドのバーンズは、消耗が激しい。アレジオは立ち上がって、肩口に蹴りを入れると足関節狙いを防ぎ鉄槌を落として立ち上がる。

顔面を踏みつけそうになったアレジオは、立ち上がってバーンズを待ち受ける。すぐに立ち上がらないバーンズを見て、レフェリーが試合を止めた。ヒザの古傷がパンクしたのか、心がパンクしたのか。「三角はタイトじゃなかった」とアレジオは話した。


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