【UFN229】アレジオが左ヒザ&長距離打撃でヘルナンデスをコントロールして判定勝利
<フェザー級/5分3R>
ビル・アレジオ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
アレキサンダー・ヘルナンデス(米国)
お互いにスイッチしながら向かいあう。アレジオが右ローを見せると、ヘルナンデスが右ハイを繰り出した。ヘルナンデスの右ストレートに、アレジオが左テンカオを合わせる。さらにアレジオが蹴りを散らすと、ヘルナンデスが距離を取ってパンチからローへ。アレジオはヘルナンデスにケージを背負わせ、左ストレートから右スピニングバックキックを放つ。
ケージ中央に戻ると、アレジオがヘルナンデスのパンチに左テンカオを合わせている。アレジオの右サイドキックでヘルナンデスが尻もちを着いた。立ち上がったヘルナンデスに、アレジオがプレスをかける。蹴りを出したアレジが、打ち終わりに中に入ってくるヘルナンデスに右を打ち下ろす。アレジオが右サイドキックで距離を保ち、二段蹴りも見せた。
2R、オーソドックスのヘルナンデスが右ミドルを当てる。サウスポーのアレジオは、左ヒザでヘルナンデスを下がらせる。ヘルナンデスは低い体勢から右ストレートを放つも、アレジオに届かない。アレジオが左のダブルから左ボディストレートへ。ヘルナンデスが前に出たところに、アレジオが右ジャブを放った際に親指は左目に入るアイポークで、試合が中断される。
再開後、右を見せるヘルナンデスに対し、アレジオが左の蹴りを散らす。1Rよりも積極的に距離を詰めていくヘルナンデスだが、ヘルナンデスが距離を取ったまま。アレジオがケージを背負ったところで、ヘルナンデスが右でアゴを跳ね上げた。しかしアレジオはケージ中央に戻って左ストレートで、クリーン・ノックダウンを奪った。立ち上がったヘルナンデスが組みつき、アレジオをケージに押し込む。離れたアレジオは距離を取りながら右跳びヒザへ。ヘルナンデスのパンチがアレジオの顔面を捕えるが、アレジオも左のダブルを突く。ラウンド終盤には、サウスポーにスイッチしたヘルナンデスの左ストレートがヒットした。
最終回、アレジオがオーソドックスからパンチと蹴りを上下に散らした。ヘルナンデスはボディロックでアレジオをケージに押し込むも、テイクダウンは奪えない。離れたアレジオは単発ながら左右のストレート、右サイドキックでヘルナンデスを中に入れさせず。さらに左ボディストレートを突き刺す。ヘルナンデスはアレジオが連打で攻めて来ると下がってしまう。
ヘルナンデスの右は当たるものの、アレジオがスリッピングアウェーでディフェンスする。ここで再びヘルナンデスがアイポークを主張したものの、レフェリーは認めずに試合を続行した。1R、2Rを抑えているであろうアレジオがキープに入る。ヘルナンデスのパンチもアレジオの顔面を捕えるも、後続打が当たらず。残り10秒でアレジオがボディロックから尻もちを着かせ、試合を終えた。
裁定はフルマークでアレジオが勝利した。