【UFC307】15分間ノンストップの打撃戦、強打が目立ったヘルナンデスがハバートをスプリット判定で下す
<ライト級/5分3R>
アレキサンダー・ヘルナンデス(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.27-30
オースティン・ハバート(米国)
ハバートが構えをスイッチしながら歩くように前に出る。ヘルナンデスは左右のミドルを蹴って、右ストレートやワンツーを狙う。ハバートは前蹴りを見せて、ジャブから前に出る。ハバートは組みを見せて、離れ際にヒザ蹴りを見せる。ヘルナンデスはサークリングして右アッパー、ワンツー、左フックで飛び込む。ハバートも左を返して右の前蹴り、テイクダウンと離れ際の打撃を狙う。
ヘルナンデスはハバートの前蹴りに右ストレートで飛び込み、右カーフ、右ボディストレートから左フック、右ミドルと手数を増やす。ハバートの右の蹴りを取ってテイクダウンも仕掛ける。ヘルナンデスは左ミドルとワンツー、サークリングを続けて右カーフや右ストレートを当てる。
ハバートもジャブから前に出て右の前蹴り、インロー、右の蹴りをフェイントにしてワンツーで前に出る。ヘルナンデスはそこに左フックを当て、スイッチしてのワンツー、オーソドックスに戻しての右を当てた。
2R、ヘルナンデスは距離を取り、細かいパンチで前に出る。ハバートもすぐに圧力をかけてテイクダウンも狙いつつ、ボディにもパンチを散らす。ヘルナンデスも右ボディから左フック、ハバートも組みにもすぐに反応する。ヘルナンデスは下がり右ローとミドルを蹴り、左フックからパンチをまとめる。前に出るはハバートダブルレッグで組んでバックを狙うがヘルナンデスは足をフックさせない。
ヘルナンデスはジャブ・右ストレートから入って左フックへ。ミドルの蹴り合いから、ヘルナンデスはサイドステップしながら左フックを当てる。ハバートはシングルレッグに入ってバックを狙いつつ、離れ際に左ハイを蹴る。ハバートはヘルナンデスの打撃にテイクダウンを狙い、ヘルナンデスの離れ際にヒザ蹴を突き上げる。
ヘルナンデスはジャブ。左ミドルを振って、左フックにつなげる。ここもハバートはテイクダウンを見せて、離れ際にヒザ蹴りを突き上げる。ヘルナンデスも距離を取ってジャブ、ハバートのテイクダウンに反応して左フックを当てる。さらにヘルナンデスはハバートのテイクダウンを切って、パンチで前進する。
今度はヘルナンデスがシングルレッグに入り、ハバートが離れ際に左フックを打つ。ハバートは組みと打撃を混ぜて右の前蹴り。ヘルナンデスが右ストレートから左フック、右を振る。
3R、ここも右ストレートから入るヘルナンデス。ハバートもジャブを返すが、前に出るヘルナンデスが右を当てる。ハバートも下がってパンチを返し、テイクダウンのフェイントを見せる。ハバートはヘルナンデスの右ストレートに合わせて組むが倒せない。ハバートは構えをスイッチしがら左右のストレート、右の前蹴り、ヘルナンデスのパンチをバックステップでかわし右ストレートから左フック、スピニングバックキックを当てる。
ヘルナンデスは左フックで飛び込みつつ右カーフ。ハバートはパンチで前に出てくるヘルナンデスを首相撲に捉えてヒザ蹴り、シングルレッグに入って離れ際の打撃を狙う。ヘルナンデスも左フックからワンツー。ヘルナンデスがハバートのシングルレッグを切ると、ハバートが亀になってしまい、ヘルナンデスがバックにつく。
ハバートが立ち上がると、ヘルナンデスはケージに押し込んで離れ際のヒジを入れる。ハバートはパンチからヒザ蹴り、ヘルナンデスが右ストレートで前進。ハバートも左フックを当ててヒザ蹴り。ヘルナンデスも必死にパンチを打ち返し、最後は両者が大歓声の中で打ち合う。判定はジャッジ1名が30-27でハバートを支持したものの、残り2名が29-28でヘルナンデスとして、ヘルナンデスが判定2-1で勝利した。