【Combate2022#13】格闘代理戦争出身、Double GFC王者パク・ホビョンがコンバテで北米デビュー
【写真】パク・ホビョンの米国初陣。相手はメキシカン女子戦士。こういう試合、チェックしておかないといけないと思ってしまう(C)COMBATE
15日(金・現地時間)にフロリダ州メドリーのシスネロス・スタジオスで開催されるCombateに韓国からパク・ホビョンが出場し、メキシコのアナ・パラシオスと対戦する。
これがK-MMAのタフネスさか、Double GFC女子アトム級王者がCombateで北米デビューを果たす。
2018年に格闘代理戦争シーズン3の初戦で平田樹に敗れたパク・ホビョンはAngel’s FCやDouble GFCで戦績を積み、昨年6月にはパンクラス参戦経験のあるホン・イェリンをRNCで一蹴し、Double GFCのベルトを巻いている。
その後Invicta FCと契約が成ったという報も流れてきたが、この話は実現することなくラテンアメリカ社会のナンバーワンフィーダーショーで米国初陣を戦うこととなった。
立って良し、寝ても殴って抑え、極めることができるようになったパク・ホビョンの相手パラシオスはCombateバンタム級王者ダヴィッド・マルチネスと同門、メキシコシティのパワーハウス=ボーンブレイカーズMMA所属のファイターでラ・ゲレーラ、女戦士の異名を持つ。
キャリア6勝1敗1分のパラシコスは、蹴りで突き放しつつ、パンチからテイクダウンに繋げて寝技で仕留めるというウェルタウンだーだ。過去の試合を見る限り、ボクシングよりもムエタイとキック寄りだが、打撃とテイクダウンへのラグはない。
ベースの格闘技の強さではなく、MMAとしてそつない強さが感じられるパラシコスに対し、パク・ホビョンがMMAでがっぷり四つで戦うことがデキるのか。この試合、女子MMAというジャンルでなく、MMAにおいて女子にカテゴライズされる一戦といえる。
また今大会ではEvolve MMAのトライアウトに合格し、三浦彩佳やジェネリー・オルシムらと戦い1勝2敗だったマイラ・マザールも出場する。Evolveを離れ──事実、トライアウト合格組で今も所属しているのは澤田龍人だけという話も──ベガスに移ったマザールにとって、UFCが頂点のMMAヒエラルキーでキャリアの仕切り直しに挑む一番だ。
対戦相手はInvicta FC & LFAベテランのフロール・ハニ、この試合も注目だ。