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【Colors03】渡辺は10カ月振りの復帰戦、パク・ボヒョンの右を受け続けてフルマーク判定で敗れる

【写真】渡辺は復帰戦でまさかの判定負け(C)MMAPLANET

<女子ストロー級/5分3R>
パク・ボヒョン(韓国)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27.
渡辺彩華(日本)

渡辺が左ジャブを突く。サウスポーにスイッチを見せるが、パク・ボヒョンの右を受ける。パク・ボヒョンが渡辺の右ローに右ストレートを合わせた。パク・ボヒョンが幾度も右を当てる。渡辺のシングルレッグをスプロールしたパク・ボヒョンが、コーナーに詰めて連打を浴びせた。渡辺は組んで右腕を差し上げ、コーナーに押し込む。コーナー際の差し合いからパク・ボヒョンがバックを奪った。パク・ボヒョンがパンチで削ると、渡辺が正対して離れる。

右ローの打ち終わりに右を当てていくパク・ボヒョン。サウスポーから左ハイを伸ばした渡辺だが、ブロックされコーナーに詰められてしまう。パク・ボヒョンが左腕を差し上げてコーナーに押し込み、離れ際に右ヒザを突き上げる。再びコーナーに詰められた渡辺は、足を使って脱出すると右フックでマットに手を着かせる。残り20秒で打ち合いから組んだ渡辺だが、距離ができるとパク・ボヒョンの右を受けてしまう。

2R、前後左右へのステップから左フックを振るう渡辺。パク・ボヒョンはプレスをかけてコーナーを背負わせる。左ジャブを突いてロープを背負わせたパク・ボヒョンは、右を見せてから組みつく。離れたパク・ボヒョンは、回る渡辺をパンチで追い立てる。渡辺が左を突き、さらに左跳びヒザを見せた。コーナー際で打ち合った渡辺は、回ってリング中央でダブルレッグに入るも、スプロールされてしまう。立ち上がった渡辺のバックに回ったパク・ボヒョン。渡辺が離れる。

サウスポーにスイッチし、前手を出しながらスイッチして右を伸ばす渡辺。パク・ボヒョンは左ボディから右ストレートに繋げる。さらにパク・ボヒョンが右で渡辺のアゴを跳ね上げた。渡辺もサウスポーから左ストレート、右フックを返す。パク・ボヒョンは鼻から出血が見られる。渡辺の左ミドルに、パク・ボヒョンが右を合わせた。残り10秒でパク・ボヒョンの右ストレート、返しの左フックがヒットした。

最終回、左に回って左ジャブを突く渡辺。右カーフから右ストレートを伸ばす。パク・ボヒョンが左ボディを打ち込み、渡辺をコーナーに詰めていく。しかしプレスをかけ返す渡辺のパンチがパク・ボヒョンの顔面とボディを捉える。パク・ボヒョンの右をヘッドスリップでかわした渡辺。しかしパク・ボヒョンの左ジャブが渡辺の顔面に届く。パク・ボヒョンの右をカウンターで受けた渡辺がグラついた。さらに連打をもらった渡辺が組みに行くも、振り払われてさらに連打を浴びる。コーナーに詰められた渡辺がシングルレッグで組むと、これを切ったパク・ボヒョンが右腕を十字で伸ばしにかかる。

腕を抜いてトップに回った渡辺に対し、パク・ボヒョンは三角をセットアップ。腕十字に切り替えると渡辺が回転して逃れた。スタンドに戻るとパク・ボヒョンが渡辺をコーナーに押し込む。渡辺の払い腰を防いだパク・ボヒョンは、再び下がる渡辺の顔面に右ストレートを浴びせる。残り20秒でシングルレッグから、立ち上がるパク・ボヒョンのバックに回った渡辺。パク・ボヒョンは正対し、打ち合って試合を終えた。

ブランクの影響かどうか――パク・ボヒョンの右ストレートに対して、明らかに距離を掴めていない渡辺は反応できていないように見えた。裁定はジャッジ1人がビッグラウンドをつけるフルマークのユナニマス判定で、パク・ボヒョンが勝利した。


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