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【UFN207】モフサル・エフロエフがダン・イゲを完全ドミネイト。アーノルド・アレンを指名!!

<フェザー級/5分3R>
モフサル・エフロエフ(ロシア)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
ダン・イゲ(米国)

まずイゲが左ジャブを入れ、左ローにもステップインしてワンツーを決める。積極的に踏み込んで拳を振るうイゲに対し、エフロエフもワンツーを伸ばす。イゲのローに右を合わせたエフロエフが、前蹴りを胸に当てる。さらに後ろ回し蹴りを見せたエフロエフはジャブを当てる。右をかわしボディを入れたイゲは、ステップインにヒザを合わされて動きが一瞬止まる。

足を使って間合いを測るイゲ、急がないエフロエフが右オーバーハンドを当てて、シングルレッグからバックに回る。立ち上がったイゲを前方にスラムしたエフロエフは、エルボーを受けてもドラッグダウンしバックを続ける。足り上がって胸を合わせたイゲがボディロックもエフロエフは小手投げから正対して離れる。イゲも持ち直し、初回が終了した。

2R、エフロエフの前蹴りやハイにも距離を詰めるイゲがジャブやワンツーを被弾する。イゲがアイポークがあったとアピールし、ごく短い時間だが試合が止まる。再開後、近距離で右アッパーを入れたエフロエフは、イゲの右に右を合わせる。再び跳びヒザを見せたエフロエフ。初回ほどダメージを与えることはできなかったが、イゲを怯ませる効果は十分にあったようだ。やや時間を置いて、再び前に出るよいうになったイゲはローに右をカウンターで受けるが、右に続き左ボディを入れる。

エフロエフも打たれて下がらず、ワンツー&前蹴り。イゲは左フックで応える。さらにジャブを伸ばしたイゲはテイクダウ狙いを一度は切るが、次の展開で遠い位置から低い位置に組んだエフロエフのダブルレッグに背中をつかされる。エルボーを入れたエフロエフは、イゲを流血に追い込みこの回も取った。

最終回、カットだけでなく左目も腫らしたイゲは左の差しあげテイクダウンから、バックを許しテイクダウンを取られる。ワンフックのエフロエフは後方から殴り、左足を制して胸を合わせることを許さない。イゲは立ち上がるが、リフトされ後方へのテイクダウンを許す。再び背中を取ったエフロエフが立ち上がったイゲの正面に回りテイクダウン。キムラロックを切り返してトップを維持したエフロエフに対し、イゲが背中を見せる。

前方へのスラムの直後にシングルレッグに出たイゲの頭を潰したエフロエフが、鉄槌をいれる。懸命に上体を起こしにいくイゲは、後方にエルボーを振るうなど、粘りを見せる。エフロエフはボディロックにきたところで体重を浴びせてトップいを取り切る。イゲの三角絞めを担ぎ、背中を再び取ったエフロエフは胸を合わせに来たところでスクランブルからスタンドに戻る。残り20秒でテイクダウンを決め、バックから殴ったエフロエフが力の差を見せフルマークの判定勝ちを収めた。

UFC6連勝とした勝者は「相手はずっと危険だった。ファイト・オブ・ザ・ナイトに相応しい。次はビッグファイトを望む。僕はチャンピオンになる。次の相手は使命できるなら。1人いる。なんども対戦要求をしているけど、逃げるクソ野郎──アーノルド・アレンだよ。僕はヤツを倒したい。ロンドルで戦う? フィニッシュするよ」と話した。


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