【UFC314】ダン・イゲ、ウッドソンのロングリーチをものともせず。最終回に左フックを効かせてTKO勝利
<フェザー級/5分3R>
ダン・イゲ(米国)
Def.3R1分12秒by TKO
ショーン・ウッドソン(米国)
フェザー級にして198㎝のリーチを誇るウッドソンが細かく手を動かしてジャブと右カーフを繰り出す。イゲも右ストレートからステップインし、ウッドソンをケージまで詰めて右を打ち込む。さらにイゲは細かいジャブから前に出て右カーフを蹴る。ウッドソンはジャブから右アッパー、イゲは右ストレートを顔とボディに打ち分ける。変わらずジャブを突くウッドソンに対し、イゲは右ボディと右カーフを返す。
ウッドソンがジャブを打つと、イゲは踏み込んで右をかぶせる。ウッドソンは右のヒザ蹴りも見せながら、ジャブ・右ストレート。イゲは構えをスイッチしつつ前に出る。ウッドソンがヒザ蹴りを見せると、イゲはサイドに回り込んでパンチを狙う。ウッドソンが距離を取りながら左フック、イゲはプレッシャーをかけていく。
2R、イゲはジャブを見せながらサイドにスイテップ、右ストレートから前進。構えをスイッチして歩くようにパンチを振る。ウッドソンは左のヒザ蹴りを狙うが、イゲは左右に動いてボディブローを打ち込む。そこから組みつくイゲだがテイクダウンにはこだわらずに離れる。ウッドソンはジャブと右カーフ、イゲは右ストレートから組みついてシングルレッグへ。ここもテイクダウンにはこだわらず離れ際にパンチを放つ。
ウッドソンは距離を取って右カーフと右ストレート、イゲはガードを高く上げて右ストレートや左フックで踏み込んでいく。さらにイゲは右カーフを蹴ってダブルレッグで組みつき、左腕を差してケージに押し込む。離れる両者。ウッドソンは右ハイキック、イゲはガードを上げて前に出て右フックを打ちこむ。互いに構えをスイッチすると、イゲは左ストレートで飛び込みスピニングバックキック。ウッドソンは右の蹴りを返した。
3R、イゲは足を小刻みにスイッチして左右のストレートで前に出る。ウッドソンもそこに右ストレートや右アッパーを狙う。ここでイゲがサウスポーからの左フックを叩き込むとウッドソンの足が止まる。距離を詰めたイゲはボディにもパンチを散らし、ガードを固めるウッドソンに左右のフック・アッパーを打ち込む。ここから組みつくウッドソンだが、イゲはそこに鉄槌を連打。ウッドソンの動きが止まったところでレフェリーが試合を止めた。