【PFL2022#08&09】PFLプレーオフの2/3大会は英国へ。ケイラ&シールズ、思い出のロンドンへ凱旋?!
【写真】会見にはラウネーン、シールズ、ケイラ、ロリマク、パウエルらが出席した(C)PFL
24日(火・現地時間)、PFLが2022年プレーオフ2大会=PFL2022#08&09を英国で行うことを発表した。
8月5日(金・同)にMSG内のHuluシアターでプレーオフが開始され、13日(土・同)にカーディフのカーディフ・モーターポイント・アリーナ、そして20日(土・同)にはロンドンのカッパーボックス・アリーナで開催が決まった。
24日にはロンドンで会見が行われ、ケイラ・ハリソン、クラレッサ・シールズ、ローリー・マクドナルド、そして英国勢としてはブレンダン・ラウネーン、シメオン・パウウェルが出席している。
ライト級とライトヘビー級、フェザー級とヘビー級、ウエルター級と女子ライト級という区分けでイベントを実施しているPFL、つまりマンチェスター出身のラウネーンは13日のウェールズ・カーディフ大会、ケイラとロリマクはロンドン大会出王が濃厚だ。
というのも決勝進出を掛けた準決勝を戦うプレーオフ進出資格は、各クラスで上位4位になることだからだ。一方でレギュラーシーズンに参戦していないシールズとイングランド出身でロンドン郊外のタイタンファイター・ジムに所属しているパウエルのPFL初の英国遠征大会の参戦は確定といえるだろう。
そして工藤をテクニカル判定で破ったラウネーンは現在5位、ロリマクは1位、ケイラは2位となっている。
そのシールズとケイラにとってロンドンは特別な場所だ。前者は2012年ロンドン五輪ボクシング女子ミドル級、後者は柔道女子78キロ級の金メダリストで、それぞれリオ五輪と二連覇を達成している。
今回、PFLのプレーオフが開かれるカッパーボックス・アリーナは収容人員6000人、ロンドン五輪のメイン会場となった五輪スタジアムのあるクイーン・エリザベス・オリンピックパーク内にある会場で五輪ではハンドボールや射撃、近代五種競技のフェンシング等が行われた。
ケイラとシールズが出場した柔道とボクシングは、オリンピックパーク内ではなくロンドン・チューブで35分離れたエクセル・コンベンションセンターが会場として用いられていた。
いずれにせよ、両者にとってはロンドンは思い入れのある街であることは間違いない。ケイラは現地のメディアに「ロンドンは特別な場所で、凄く懐かしい街。いつだって私のエネルギーを与えてくれる」と話している。
UFC、BELLAOTRに続きPFLもロンドンに進出、今や英国ロンドンはMMAにとって最重要拠点といえる。