【PFL WT2025#04】アルベクツソンのクリンチゲームを耐えたパウェルがヒジでKO。準決へ
【写真】マラソンと思いきや、一気のスプリント決着(C)PFL
<ライトヘビー級T1回戦/5分3R>
シメオン・パウェル(英国)
Def.2R2分05秒by TKO
カール・アルベクツソン(スウェーデン)
すぐに距離を詰めたアルベクツソンが、ケージを背負ったパウェルにダブルレッグを仕掛ける。クリンチの展開となり、位置の入れ替え、離れ際にアルベクツソンがヒジを見せ、間合い取ると左ミドルを決めて再びケージ際のクリンチへ。離れてもすぐにクリンチに戻ったアルベクツソンだが、テイクダウンは奪えない。残り90秒で打撃の間合いに戻ると、パウェルがパンチを当てる。アルベクツソンがすぐに組みつき、館内はブーイングが起こる。続く打撃の展開は、若干パンチの交換が見られたが、ここもアルベクツソンが組んでケージへ。パウェルのショートのヒジに歓声があがった。
2R、ジャブのアルベクツソンに対し、パウェルが右を振るう。このタイミングで組まれ、初回と同様にケージを背負ったパウェルは、アルベクツソンのヒジ打ちに体を入れ替えバックに回る。離れたパウェルはパンチを入れ、アルベクツソンのテイクダウンを切るとヒジを打ち抜く。エルボー、左フックを打ち込んだパウウェルがヒザ、パンチとラッシュをかける。最後は左ヒジを打ち込み、ヒザを着いたアルベクツソンを仕留めた。
「彼は組んできて疲れるから、そこからだと思っていた」とパウェルは話した。