【DEEP JEWELS37】中井りんが2試合連続、腕十字で一本勝ち。決勝では杉山を極めてベルトを巻く
【写真】試合後は現在もUFCを目指していると語った新王者、中井りん(C)MMAPLANET
<DEEP JEWELSフライ級GP決勝戦/5分2R>
中井りん(日本)
Def.1R4分53秒 by 腕十字
杉山しずか(日本)
準決勝はTe-aに2R終了直前に腕十字を極めて勝ち上がってきた中井。対する杉山は対戦相手の計量オーバーによる不戦勝で決勝に進んでいる。サウスポーの杉山が距離を詰める。左ストレートを伸ばした杉山、中井はフェイントから杉山のパンチに右ローを合わせる。中井が杉山の左足へシングルレッグで組みつき、相手をケージに押し込んだ。左足を差し上げながらハイクラッチを狙う中井。杉山は中井の右手を抑え、右手のオーバーフックから左ヒザをボディに突き刺した。しかし中井は両腕を差し入れていく。杉山がケージから離れた。一旦ストップとなり、中井のグローブを直してから試合が再開される。
再開後、杉山が左ミドル。中井は回る杉山にボディロックで組みつき、小外刈りでクリーンテイクダウンを奪った。グラウンドになるとすぐに杉山の左腕へ腕十字を仕掛ける中井。極まらないとみるやマウントに移行する。
杉山はハーフガードに戻した。中井は杉山の左腕を抑えて抑え込む。残り40秒でパスした中井は、パンチを落としながら再び杉山の左腕を狙う。そして残り20秒で腕十字へ。しっかりと腕を伸ばして、杉山からタップを奪った。