【HEAT50】バックグラブと引き込み、ポイントを計算しながらレアンドロ草野が濱岸を3P差で振り切る
【写真】バックグラブによるポイント連取と後半の引き込み――このゲームメイクはプログレスの醍醐味だ(C)MMAPLANET
<フォークスタイルグラップリング85キロ契約/5分2R>
レアンドロ草野(ブラジル)
Def.9-6
濱岸正幸(日本)
ともにサウスポーで、低い体勢で構える。飛びついた草野は、足を触りに生きた濱岸をガブってから離れる。ケージ中央で組んだ両者、支えつり込み足で相手のバランスを崩す濱岸のテイクダウンを草野が防いだ。離れた草野は、濱岸の左足にシングルレッグを仕掛けてテイクダウンに成功し、2Pを得た。さらにバックからバックマウントを奪った草野にバックグラブの2P。草野は左腕を濱岸の首に回しながら、凌ぐ濱岸に対して巻く腕を入れ替えながらRNCを狙う。しつこく首に手を回す草野、濱岸が外側に逃げると草野がトップに戻り、パスから再びバックへ回ってバックグラブ2Pをゲットする。草野が腕十字を狙った瞬間に濱岸がトップを奪い、リバーサル2Pを得て、試合は草野の6-2に。草野が下から仕掛けて初回を終えた。
最終回、支え釣り込み足を狙った濱岸。これを凌いだ草野が引き込み、濱岸に2Pが与えられた。パスを狙う濱岸に対し、草野は足を利かせながら亀になるも、上になった濱岸がバックを狙う。バックを奪いきれなかった濱岸が立ち上がると、草野も立ち上がって草野に1P。草野のダブルレッグをガブった濱岸だが、互いに立ち上がる。組んで草野をケージに押し込む濱岸。濱岸の足技を草野がディフェンスし続ける。残り1分30秒で草野が引き込み、濱岸に2P。これで草野の7-6と1P差となったところで、草野が下から仕掛け続けるが、これを防いだ濱岸が立ち上がり、パスを狙うも草野が濱岸の左足を取る。濱岸も草野の右足をストレートフットロックに捉えるも、草野がリバーサルに成功して2Pを追加し勝利した。