この星の格闘技を追いかける

【HEAT50】サウスポーの草MAXを左ジャブで制した岡野裕城が、RNCで仕留めてライト級王座を奪取

【写真】第6代HEAT MMAライト級王者、岡野裕城(C)MMAPLANET

<HEATライト級選手権試合/5分5R>
岡野裕城(日本)
Def.2R4分45秒 by RNC
草MAX(日本)

サウスポーの草MAXに対し、岡野が左ジャブ。草MAXは左ローで距離を測る。右ジャブから相手の右側に回る岡野、草MAXは左ミドルを放った際にバランスを崩してマットに手を着いた。立ち上がり距離を取る草MAXに、岡野が右の前蹴りを繰り出すと、草MAXは左ストレートを合わせる。プレッシャーをかけていく岡野の左ジャブが伸びる。草MAXも岡野の左ジャブに右フックを被せるも届かない。

岡野が距離を詰め、草MAXの蹴り足をキャッチ。バランスを崩した草MAX。そのまま岡野が左腕を差し上げて、草MAXをケージに押し込む。岡野が離れると、バックスピンキックを見せるも、岡野は距離を取ってから左ジャブを当てていく。残り30秒でケージを背負わせた岡野、草MAXは前に出るも組みつかれた。岡野が草MAXをケージに押し込んで初回を終えた。

2R開始早々、岡野が左ジャブを伸ばす。相手の右に回りながら、草MAXの右手を抑える。さらに右インローから左ジャブに繋げる岡野。草MAXは右ローをコツコツと繰り出す。岡野は右フックを当てた。草MAXは来いとアピールするが、岡野は相手の誘いに乗らず、左ジャブ、左フックからニータップで組みつき草MAXをケージに押し込んだ。レフェリーがすぐにブレイクをかける。

再開後、草MAXの左ハイをブロックした岡野は、変わらず左を中心に草MAXを攻め立てる。さらに右ミドルを当てた岡野。草MAXが前に出て来るとサークリングでかわす。草MAXは右カーフキック、岡野が距離を詰めてきたところに左ストレートで岡野に尻もちを着かせた。岡野はすぐに立ち上がってダブルレッグで組みつき、草MAXに尻もちを着かせてケージに押し込んだ。さらに草MAXが起き上がろうとしたところでバックに回り、RNCを狙う。左腕を首に回し、アゴの上から絞めあげてタップを奪った。

ライト級のベルトを巻いた岡野は、「ベルトを獲ったら泣いちゃうと思ったけど、泣いていないってことは、まだまだですね。まだまだ上を目指します。もっと強い相手とやりたいです」と語った。


PR
PR

関連記事

Movie